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#55 コロナからの卒業…

どうも、元不登校中学生と歳の差兄弟の父、栗ワッショイです。
今日もお読みいただきありがとうございます。

このブログでは、昨年の4月から高校生になった元不登校中学生の長男と、13歳差の次男の子育てを通して感じたこと、学んだことを中心に、色んな事を自由に発信していきます。

さて、今日は、このnoteにはあまり登場しない長女の話です。

長女は、昨日、無事、高校の卒業式を迎える事ができました!!

おめでとう!
ありがとう!!

今年の高校3年生は、何かと苦労の多い世代です。
幼稚園や保育園の卒園式の頃は、東日本大震災の影響で開催できなかったり縮小したり。

中学校の卒業式は、新型コロナウイルスの流行り始めで、こちらも開催できなかったり縮小したり。
そして、高校の入学式も開催できなかったり縮小したり。
長女の高校では、入学式は開催されませんでした。

入学後も、ずっとコロナに振り回されました。
同じ学校の友達や担任の先生とも顔を合わせる事なく、オンライン授業を受ける日々。
本来、長女の高校では海外でのフィールドワークが予定されておりましたが、3年間、海外に行くどころではなく、1度も海外でのフィールドワークは開催されませんでした。
体育祭、文化祭、修学旅行等の行事もことごとく中止。
3年生になって、初めて体育祭と文化祭は開催されましたが、それも縮小という条件付きでした。

今年の卒業生が、コロナの影響を最も受けた世代と言っても過言では無いのではないでしょうか?

そんな長女の卒業式は、やはり、縮小という条件付きでした。
ですが、国歌斉唱と無駄に長い来賓の挨拶が省かれたので、それはそれで良かったのかもしれませんね(笑)

シンプルに淡々と進む卒業式。
その中でも、卒業生代表の答辞は感慨深いものがありましたね。

そして、良くも悪くも何事もなく卒業式は終わり、卒業生退場…


と思ったら、

「ちょっと待った!」

の声と共に動き出す何人かの卒業生。
どうやら生徒会をやっていた生徒達で、なんと、先生には内緒でサプライズ企画を計画していたようです!

その内容は、コロナの影響で卒業式では実施されなかった卒業生による合唱と、担任、副担任の先生達への花束のプレゼントでした。

感極まって涙する先生達。
その後、各先生から簡単な挨拶がありましたが、苦労したのは生徒達だけではなかった事を知りました。
今年の卒業生が入学した3年前、新型コロナウイルスの蔓延防止の為、入学当初から不慣れなオンライン授業から始まりました。
いつ、正常に戻るか分からない中、色々な行事を計画するもことごとく中止。
3年目は縮小という条件付きで開催された行事もありましたが、常にコロナを気にしながらでした。

そんな先生達の苦労を知る事が出来て良かったです。
そして、長女達が無事に卒業を迎えられたのも、そんな先生達のお陰なのだと感じる事が出来ました!
3年間でたったの1度だけ開催された体育祭や文化祭は見に行きましたが、先生も生徒も生き生きしていて、ちゃんと青春してるなぁと感じました。
きっと、1度しか開催されなかったからこそ、その1回を楽しもうとする気持ちが強かったのかもしれないですね。

コロナに振り回されながらも、先生も生徒も、本当に良く頑張ってきました!
きっと、この経験は彼らの絆を強くしてくれた事でしょう!
この世代の人にしか分からない、貴重な経験が出来たのだと思います。


高校3年生の皆さん、卒業おめでとうございます!
大変な3年間だったと思います。
そんな経験を大切にして、大きく社会に羽ばたいていってください!!

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