#53 後輩から人生のアドバイスを求められたら??
どうも、元不登校中学生と歳の差兄弟の父、栗ワッショイです。
今日もお読みいただきありがとうございます。
このブログでは、昨年の4月から高校生になった元不登校中学生の長男と、13歳差の次男の子育てを通して感じたこと、学んだことを中心に、色んな事を自由に発信していきます。
今日はですね、このnoteを読んでくれている皆さんに聞いてみたい事があるのですよ。
細かい設定や前提は考えず、まず、後輩からこんな質問をされたら、あなたならどう答えますか?
「12年前の自分にアドバイスをするとしたら、どんなアドバイスをしますか?」
さて、答えは出ましたか?
え!?
まだ答えが出ていないのですが?
自分なりの答えを考えずに続きを読んでも問題はありませんよ。
けど、自分なりに考えて自分なりの答えを出してから続きを読んでもらった方が、あなたの為になると思います。
もう一度、考えてみて下さい。
「12年前の自分にアドバイスをするとしたら、どんなアドバイスをしますか?」
この質問に対する答えに間違いはありません。
どんなアドバイスをするかは人それぞれだし、そのどれもが正解です。
それに、細かい設定や前提は無視して考えてもらいました。逆に言うと、細かい設定や前提によって、答えも変わってくるのかなと思います。
僕は、実際にこの質問をされた事があるのですが、回答に物凄く悩みました。物凄く考えました。
では、どんな状況でこの質問と遭遇したのかからお伝えします。
僕が31歳の頃に転職で入社した会社での話です。
入社から5年が過ぎ、36歳になっていました。
そんなある日、若手社員数人と飲みに行く機会がありました。
僕は36歳で入社6年目、あとは新卒入社1年目、2年目、3年目で22歳〜24歳。それぞれ1人ずつなので、僕と合わせて4人です。
僕だけ完全におじさんで、あとは若くて希望に満ちたピチピチの後輩です。
歳の差はあるけれど、良い意味で仲が良く、後輩もそんなに気を遣わずに気軽に話を出来る4人ではありました。
ですが、その4人だけになる事は、それまでは1度もありませんでした。
そこに、僕よりも先輩が1人や2人いる事がほとんどでしたので、後輩も色々気を使う席がほとんどでした。
そんな中、初めて、その4人になった時の事でした…
お酒も飲み、普通に楽しく、くだらない話をしている時の事でした…
「栗ワッショイさんて、一応、僕よりも一回り上じゃないですか?今、12年前の自分にアドバイスをするとしたら、どんなアドバイスをしますか??」
その瞬間、頭の中が真っ白になりましたね。
正直、そんな質問を想定もしていなかったので、突然言われると、咄嗟に言葉は出てきませんでしたね…
これが、冒頭の質問です。
もう一度、質問します。
あなたなら、一回り下の後輩からこの質問をされたら、どんな回答をしますか?
この時、頭が真っ白になった僕は、必死に考えて、こんな回答をしました。
「もっともっと、本気でやってみろ!」
この質問をされたのが36歳頃、その12年前は24歳。
その頃、僕は、アルバイト生活をしながら、バンド活動をしていました。
一応、大学は卒業しましたが、就活もせず、フリーターで一攫千金を夢見てバンド活動をし始めた頃ですね。
好きでやってたし、今思えば、毎日、楽しかったです。
楽器を触らない日なんてほとんど無くて、逆に何も予定がない日は、丸一日、楽器を弾いたり曲を作ったり録音したりして、音楽漬けの日々を送っていました。
悩みや苦労が無かったとは言いませんが、それでも楽しくて充実した日々だと感じていました。
バイトして、練習して、曲作って、ライブして、打ち上げでバンド仲間と音楽談義に花を咲かせて、たまにツアーにも行って…
今振り返ってみると、充実した日々でした。
しかし、バンドで売れることもなく、気付けば30歳を過ぎていました。
このままではいけない。どこかで見切りをつけなくては…
すると、その時2つのバンドをやっていたのですが、どちらも同じくらいのタイミングで活動休止が決まりました。
これは、バンドをやめるタイミングだよ!
というメッセージだと感じました。
そして、バンドをやめて、バイトも辞めて就職したのが今の会社です。
バンドをやっていた頃、自分なりに努力はしていたつもりです。
ですが、今思えば、もっと頑張れたんじゃないか?もっともっと出来る事はあったんじゃないか??
そう思うんですよね。
死ぬ気で努力したか?
これだけ頑張ってダメだったら諦めるしかないと思える程の事をやっていたか??
もっと努力していたらバンドで成功していただろうか?
それは分からない。
死ぬ気で頑張ったとしても、それでもバンドで成功出来る可能性なんて極めて低い。
もっともっと本気でやっていたとしても、結果は何も変わらなかったかもしれない。
けど、大切なのはバンドで成功するかどうかではない。
どれだけ本気で取り組んだかだ。
そんな思い出が走馬灯のように頭の中を巡り、口から出てきた言葉は…
「もっともっと、本気でやってみろ!」
それが、後輩から突然質問された時に出てきた答えでした。
最後にもう一度だけ聞きます。
「12年前の自分にアドバイスをするとしたら、どんなアドバイスをしますか?」
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます(^-^)
最後まで読んで頂いたあなたに、すべての良きことが雪崩の如く起こりますように( ´ ▽ ` )
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