【#読書の記憶から2】私が選ばなかった人生×作品に関わる知られざる職業
"読書の素敵なところ"を挙げるとしたら、「その人の人生を本を通して知る・共有できるところ」も、まちがいなくそのひとつ。
大人気のシリーズドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」のプロデューサー・内山さんは、意外に失敗もたくさん経験されてきた様子。
ドラマの中で未知子が「私、失敗しないので!」と堂々と自信に満ちているのとは対照的で、どんな仕事をされてきたのか、次々とページをめくって知りたくなります。
『私、失敗ばかりなので へこたれない仕事術』 内山聖子
ISBN 9784103529316
NDC 159(人生訓)
また、「書籍パブリシスト」という職業にも初めて出会いました。
あらゆるメディアに向けて、本の存在を売り込み、取り上げてもらえるよう働きかけるというのが書籍PRの仕事。
本の仕事といえば、作家、編集者、書店員、図書館司書などがあるけれど、他にも様々な関わり方があると知り、「本1冊ができるまで・手にとるまで」に想いを馳せてみる。
『進む、書籍PR!』 奥村知花
ISBN 9784569837970
NDC 023.1(出版-日本)
名前と肩書きからだけではわからない生き方・考え方を、著者らのたくさんの失敗と成功の経験から学ぶのでした。
でも、"働く女性像"として、ここ数年なんかひっかかることもある。
国が掲げた『一億総活躍社会の実現』とか、『すべての女性が輝く社会』とか…
・都会でもど田舎でもない、うちのような街で?
・キャリアアップなど毛頭興味もない非正規雇用の私も??
・雑誌で特集されるようなかっこいい“ワーママ“なんて程遠い姿(外見としても、職歴としても)だとしても???
…なんて、なんだかいまいちピンとこない。
わたしの周りの数少ない友人は、
・家族の転勤に伴って、数年ごとに地域を転々とする生活を余儀なくされていたり。
・慣れない育児で鬱の診断を受けたり。
・もうすぐ育休が明けるのに、なかなか保育園が見つからなかったり。
・もともとインドア派の彼女が、乳児と家に引きこもりがちだったり…。
そんな状況と、キラキラしている言葉との乖離が、ささくれ立ってひっかかるのか。
それとも、過敏に反応しすぎて、気持ちがささくれ立っているのはわたしの心のほうなのか…?
そんなこんな考えているうちに、この2020年、ウィズコロナの春を迎えたのです。
【#つながる読書】
次は…
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コロナ禍下でのお仕事
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