【#読書の記憶から15】令和に感じる✖️ポップで身近なレトロ
今回は、時代のデザインを“つくってみる”、創作系の本2冊です。
ここ数年、「昔からよく知るデザイン✖️新しいグッズ」が、雑貨や文房具で再登場するパターンをよく見かけます。
“あえて”のレトロデザイン、“あえて”の定番デザインのリプロダクト…
懐かしさから『かわいい〜❗️』『懐かしい〜‼️』と咄嗟に手に取っていたりするので、すっかり企業の目論見どおり?です。
『ペットボトルと空き容器で作るレトロ家電とミニ雑貨』
ndc:750(工芸)
あったなぁ、こういう花柄モチーフ、プラスチック製の容器…
懐かしさが共感できるのは、私自身が昭和の終わり生まれだから?
確かにあの時代に実家にあったから??
令和では“くすみカラー”(明度や彩度を抑えた淡いトーンやパステルの色使い)が人気ですが、そんな色は当時存在さえしていなかったかのような、グリーン、黄、オレンジ…
今は110円で生活用品が色々と買い揃えられ、汚れたり古くなったりすればすぐ買い換えられますが、親が私くらいの年齢の時代では、今よりずっと物を大切に使っていたのでしょうね。
『おかしなあみもの』
nbc:594.3(レース編み)
あみものを作るにあたって、モチーフの選定が独特で面白い。
「全く実用性がない編み物」という特徴が何とも言えません。
こういった作品の“創造”には、まず“想像“の力も先立って重要なのでしょうね。
私自身は、恥ずかしながら編み物には縁遠いのですが、
いろんなものからインスピレーションを受けたり吸収したりできるように、いつも柔らかく余白のある頭で居たいなぁと心がけています。
【#つばがる読書】
次は…
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ツボ、ニッチな分野、コアなファン…
マニアックな世界の魅力
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