【#読書の記憶から11】睡眠第一×落ち着いて眠りを迎えるための提案
人生における「印象に残っている言葉」。
それは、ここぞ!という場面での叱咤激励や、深く響く名言のような“パワーワード“の場合が多いかもしれないけれど、ふと聞いただけの一言がなぜかずっと頭に残っている…そんな言葉も存在するのでは。
・・・私が卒業した大学は、横断的に幅広い分野を選択して学べる学部でした。
中でも、美術(鑑賞)系の授業で教わった、教授の一言が印象的で。
「『歴史背景や文化、時代ごとの特徴などの概要の知識』と、
『作品を実際に鑑賞し、自分自身の目と感性で感じたこと』。
この両方を意識しながら論じることが大切。
車で例えるなら、左右の両輪がバランスよく回転して前進するように。」
・・・さらりと話された言葉だけれど、今でも仕事、暮らし方、人生を考える何かしらのタイミングで、ふいに思い出す一言です。
・理論と実践
・教養と経験
・頭でっかちになりすぎず、感覚だけで没入することなく冷静に
・・・といった感じでしょうか。
前置きが長くなりましたが、
そんな意識は自分なりの選書や読書にもあり、一つの“考える基準“のようになっています。
さて、日頃の『睡眠』についてよく知りたい(質を高めたい)と思った私は、
まずその仕組みとデータを。
『成功する人ほどよく寝ている』前野博之
NDC:498.3
睡眠の基本から、食事などの生活面のアドバイスまで、
健康的で快適な睡眠のためのヒントがたくさん。
日常生活に取り入れられる仕組みが多そうです。
それから、心地よい眠りにつくために、様々な快眠グッズやハックがありますが、そこだけのモノ・情報に溢れてしまわないように、ここでも“両輪”を意識したいものです。
もし睡眠への導入が本ならば、こんなのも。
『おやすみ動物園』たちばなれんじ
NDC:480
字のない本。どうぶつ達がスヤスヤと寝ている姿に、癒されます。
思わずにっこり、心拍数も下がりそう^ ^
入眠に向けて、ひたすら心穏やかに……。
絵本ver.もあるので、寝る前の絵本タイムや、読み聞かせにも、親子でおすすめ。
『おやすみえほん いっしょにねんね』
毎日の睡眠。
本でヒントを得ながら、ぜひリラックスして心身休まる時間にしたいものです。
【#つながる読書】
次は…
/
目に見えないものだから。
“時間”についての認識
\