子供が忘れ物をしたらどうする?
小学校。
子供が忘れ物をしたらどうするか。
結論。
私は貸せるものは貸す。
教師からすれば賛否両論あると思う。
しかし私は貸せるものは貸した方がいいと考える。
以下に理由を書く。
義務教育、子供たちはそもそも身一つで学校に来ればいいと思う。
様々な家庭のお子さんがいる。
中には学用品を用意してもらえない子もいる。
多くの教師がそういった可能性すら考えない。
子供が悪いと本気で思っている教師もいる。
例えば習字道具。
買ってもらえない子は週に1時間。
その時間に習字の学習ができない。
国から定められている学習をすることができない。
教師が貸せばいい。
ダイソーでも習字の筆がセットで100円で売っている。
10セット買っても1000円。
それで1年間子供の学習権を保障できるなら安い投資だと思う。
熱心な管理職はこのように言う。
「貸すのは子供のためにならない」
忘れ物をして困った経験をしないと、その子は持ち物をもってくるようにならない。
という理屈らしい。
意味がわからない。
忘れ物をしないようにする生活指導と習字の学習指導は別物だ。
そういうこという教師に限って、教室の後方の習字の掲示には一人だけ他の子と違う字がいつまで飾られるような教室を作る。
忘れ物なんか大人でもたくさんする。
忘れ物をした時の対応を身に付けさせる方がよっぽど教育的価値がある。
私の学級で忘れ物をした子はみんな礼儀正しくなる。
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