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【日記#44】2月2日〜初めてのMMA試合観戦〜
MMA(総合格闘技)を始めてから1年半くらい経つけど、試合の観戦はまだ行ったことがなかった。
この日は、お世話になっているジムの代表のプロ試合と、いつも一緒に練習しているアマチュア会員さんの試合が同日で行われるため、観に行くことにした。
今回観に行ったのは、『GRACHAN』(グラチャン)という団体の試合。
まずは、プロの試合。
テレビや動画で観るのとは、全く迫力が違った。
プロ選手が身につけるのはオープンフィンガーグローブ(指が出ているグローブ)のみ。
培ってきた技、鍛えた体、そして貪欲に勝ちにいく意地のぶつかり合い。
打撃で肉体を打ちつけ合う乾いた音、組み合いで揺れるゲージと選手の荒い息遣い、いつの間にか体を染めていく真っ赤な血。
プロの試合すごい…楽しい…。
担架が用意されるような危険な試合もあったが、一つ一つの場面が脳裏に焼き付いて離れない。
それは恐怖よりも、興奮からくるものだと思う。
そして、プロの後に行われたのがアマチュアの試合。
この団体ではAクラス(ヘッドギアなし)とBクラス(ヘッドギアあり)に分かれており、ルールもクラスによって変わるらしい。
今回出場した会員さんは2人いて、どちらもBクラスで出場だった。
ありがたいことに、僕は試合後の代表と一緒に2人のアップとセコンドにつかせてもらうことになった。
しかもその流れで、ゲージ内の確認時間に一緒にゲージへ入らせてもらった。
俺は今、プロと同じゲージ内に立ってるんだ…。
…いやいや、自分は選手じゃなくてセコンドです。
でも、ゲージ内の金網の冷たさと硬さ、マットの質感など、普通なら味わえない感覚に感動の嵐だった。
もちろん2人の試合も、感動ものだった。
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最後の最後まで勝ちにいく姿勢に、始終心を打たれまくり。
かくいう自分もアマチュアの人間なので、まるで自分も戦っているかのような熱い気持ちになった。
自分も、戦いたい。
そう強く思った。
どうやら、また4月に他団体のアマチュア試合が開催されるらしい。
減量など大変な過程もあるけれど、自分もそこに出たい。
この日、何だか少し、心の温度が上がるのを感じた。
本当に来てよかった。