神戸 六甲山 雪景色
そうだ!神戸に行こう!!
「そうだ!神戸に行こう!!」
某鉄道会社のキャッチコピーのように、突然神戸行きを決めたわたし。
なぜなら、大好きな朗読劇の大阪公演のチケットが当たったから。
いつもなら大阪公演はパスするんだけど、応援している声優さんの「当たり役」と聞いたら、行かないわけにはいかない。
いちどは日帰りをしようと決めたけど、神戸に住む姉の家に遊びに行ってみようと考えた。姉ともゆっくり話がしたいし、せっかく近くまで行くんだからと、思いきって電話をしてみた。
姉はわたしの訪問を喜んでくれた。そして1月末、わたしは観劇のあと、そのまま神戸に向かった。
そうだ!六甲山に行こう!!
その晩は姉の家族と夜遅くまで語り合った。そして
「明日、どこ行こうか?」
という話になり、わたしがまだ行ったことのない、六甲山にいくことになった。
明くる朝、少し遅めの朝食をとって出発。車で20分くらい走っただろうか。六甲ケーブル下駅までやってきた。
車で送ってくれた義兄とは駅前で別れ、姉とふたりでケーブルカーに乗った。
ケーブルカーの窓は吹き抜けで冷たい風が入ってくる。「寒いねー」といいながら周りの景色に目をやると、ところどころ木の上に雪が積もっている。
数日前、関西地方は大雪に見舞われた。まだ、その雪が残っているのだ。どおりで寒いわけだ〜。
私たちが目指したのは六甲ガーデンテラス。六甲山上にある展望施設だ。ケーブルカーを降りるとすでにガーデンテラス行きのバスが待っていた。グッドタイミング!と思ったけれど、ケーブルカーの到着に合わせて運行しているのよね。うん。
曲がりくねった山道を行くバス。姉がブザーを鳴らしたので、一緒にバスを降りた。でも姉はキョロキョロとあたりを見回している。どうやら降りるところを間違えたみたい。私たちは雪の積もった停留所に取り残された。
空は晴れ渡っているけれど、吹き抜ける風が冷たい。つぎのバスが来るまで30分ほど待つことになった。予想しなかったタイムロスに、姉は申し訳なさそう。
「こんなことも記事のネタになる?」
なんて言って笑った。この時には記事にしようなんて思ってなかったけれど、結局書いちゃいました……フフッ、ごめんね。
しかし、30分も待たずに違う方向からバスが来て、めでたしめでたし。バスは混んでいたけれど、ほとんどの人は六甲山スノーパークで降りていった。六甲山に人工スキー場があるなんて知らなかった。この日は本物の雪も積もっていたから最高だね!
スノーパークを過ぎるといよいよ目的地。六甲ガーデンテラスに到着!!さっそく標高890mの展望テラスからの眺めを楽しんだ。
すこしモヤッとしていたけれど、遠くまで見渡せて気持ち良かった!でも風が吹くと寒いんだ〜。今度来るときは夏がいいなっ、絶対!!!
ここにも相当雪が積もったみたい。ところどころ雪かきをした様子が。もっとゆっくりしたかったけれど、帰りの時間も気になってきた。ここでおみやげを買って、姉と一緒に新大阪駅に向かった。
また、神戸に来よう!!
神戸って、
”海のすぐそばに山がある”
とっても面白い街だなと思った。
神奈川に住んでいるわたしは
”横浜のすぐ裏に箱根がある”
というイメージをもった。
新大阪駅で姉とゆっくり話しながら昼食を食べた。この2日間、久しぶりに姉とたくさんおしゃべりをした。家庭のこと。子どもたちのこと。そして仕事のこと。こんな事は本当に久しぶり。あっという間に時間が過ぎた。もっともっと話したかった。
「また、神戸に来よう!」そう思って姉と別れた。つぎに来るときは観劇とセットではなく、ゆっくりと神戸を堪能したい。そして姉といっぱい話をしたい。
※おまけ
この時に観た朗読劇の見どころを書いた記事は、こちら。