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映画館のすゝめ その①
はじめに
私は映画館に行く時に
IMAXで見るか?Dolby Cinemaで見るか?を考えてから映画館を選びます。現状、この2つのシステムが最強のライバルです。
あまり浸透していませんが、映画館で見なきゃ!と思える要素がかなり詰まっています。
IMAX, Dolby Cinemaの名前すら聞いた事がない
知らず知らずのうちにIMAXで映画を見てた
映画館じゃなくて配信で良いのでは?
こんな方々を含めて、魅力と映像館の選び方をご紹介します!
書いていて長くなったのでいくつかに分けます。
IMAXとは?
とてつもなくサイズのデカいフィルムの規格です。
デッカイ画面で迫力を求める時に使うのがGoodです。
どれぐらい凄いのかを深掘りしてしきます。
ちょっとだけ歴史
映画のフィルムは、ほぼ正方形に近い(4:3)サイズでしたが、時代と共に画面サイズを横方向に伸ばして、迫力のある映像を求めていきます。
何となく映画館は横長だというイメージがあるので分かりやすいと思います。
諸説ありますが、人間の視野角が横方向の方が広く、没入感が得られやすいようです。
現代の映画は縦横比が
1.85:1(ビスタ)
2.35:1(シネマスコープ)
と呼ばれるサイズが主流になります。
これらに対して登場してきたのがIMAXです。
IMAXのココが凄い
IMAXの縦横比は1.43:1です。
あれ?横方向に伸びてないじゃん?と思いますが、IMAXは縦方向に伸ばしているのが特徴です。
画郭が上下に伸びることで、映像空間に入り込み、正に目の前で起きているかのような感覚を得られます。
音響も12chで、音量と低音が強く、迫力があり臨場感がさらに上がります。初めて聞いた時、銃撃音がすぐ側で撃っているような恐怖を感じました。
従って、IMAXはサイズがデカく、迫力が欲しいアクションやSF映画との相性が良いと思います。
しかし、このIMAXには分かりにくいトラップがあります。
IMAXのトラップと選び方
IMAX用のシアターは全国各所で増加傾向にあります。ただ、IMAXの醍醐味である1.43:1を表現し切る縦に大きいスクリーンが日本には2箇所しかありません。
東京:グランドシネマサンシャイン池袋 シアター12
大阪:エキスポシティ109 シアター11
この2箇所の大きさで言うと
縦 18m、横26mの超巨大スクリーンです。
見上げるほどバカでかいです。
ここ以外のIMAXシアターでは、縦横比が1.9:1となり本来の良さが生かしきれません。
また、IMAXで上映される映画は下記の3パターンに別れます。
IMAXフィルムで撮影した
IMAX認定のデジタルカメラで撮影した
IMAXで撮影してないがIMAX用に変換した
1と2は確実にIMAXサイズで撮影しているので、通常の映画館で見ると上下が削られてしまいます。もちろん配信でも再現するのは難しいです。なるべくIMAXでの鑑賞をオススメします。
3はサイズは映画それぞれなので、映像の繊細さやシアターの臨場感を感じたい時にオススメです。スクリーンは大きいですが、上下に黒帯が入ります。
これはIMAXで見る!
確実なのはクリストファー・ノーラン監督作品です。
彼はアクション映画でIMAXフィルム撮影を開拓した人物です。近年だとTENETが話題となりました。
2024年公開のオッペンハイマーもIMAXで見たいですね。
その他バラバラとしますがIMAX候補となるものは
MARVEL作品
トム・クルーズ関連作品
アバターシリーズ
などです。最近は、IMAX映画館側からの発信が増えて事前に分かることが多いです。私も情報を調べてから分かることが多いです。
まとめ
個人的な結論として改めてIMAXをまとめます!
スクリーンサイズが大きくて迫力がある。
IMAX撮影をしているか確認する。
本来のサイズを意識するなら、見れる映画館は日本に2箇所のみ。
クリストファー・ノーラン監督は逃せない。
今回はIMAXメインですので、
Dolby Cinemaについて、その②でご紹介します。
公開後にリンクを追加予定です。