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あなたの素敵と私のステキは違うってお話

仕事で「かっこいいデザインして!」みたいなざっくりとした要望もらうことありますよね。

うかつにこっちも「OK!引き受けた!」みたいに言っちゃったりするんですけど、これ本当に良くない。

たとえば男性芸能人の中でだれがかっこいいか、その時々で流行り廃りはあるので多数票もらう人はいるけど、竹野内豊と、キンプリ平野紫耀と、吉田鋼太郎と3択にしたところで「全然違う!米津玄師でしょ!」って人もいるわけで、つまり「かっこいい」という概念と定義が幅広すぎる。

「かっこいい」は千差万別、十人十色。
なので、それを忘れて「自分が思うかっこよさ」を基準にしてはいけない。
もうこれに尽きます。

男性芸能人の例えで言うと、じゃあドラマのキャスティングに誰を起用するのかって話になるとこうはいきません。

ざっくり個人の好き嫌いの範疇で「かっこいい」を決めるのは難しいけど、それが「40〜50代、真っ直ぐで正義感強そうで、でもちょっとお茶目」と言うところまで要件定義したらこの3択で竹野内豊になりますよね?

デザインでもここんとこ、「要件定義」重要です。
言い換えると「誰に何を届けたくてどこを目指してるのか」ってことが明確なほどブレがなくなります。

ターゲットはどこなのか、一番伝えたいことは何か、どう言う世界観なのか、最終的に相手にどう思って欲しいのか。

この辺が明確になると「どのかっこよさをキャスティングするか」が見えてくるはずですね。

デザインするために相手の話をよく聞く、掘り下げる、自分の意見を話してすり合わせる。
こう言うのが大事なんだよなぁ、と今日自分がデザインしたものが刺さらずに反省したってお話しでした笑

みなさんも考えてみてください。


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