![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143402597/rectangle_large_type_2_dc7cf94c5ab08583b5a75cd63712d2bc.jpeg?width=1200)
水平線
こころがぐらつくと、思い出す詩があるんです。
たしか、こんな詩であつたかと、つぶやいている。
杉山平一の詩、間違っていたら、ごめんなさい。
水平線が傾いていた
傾いているのは
自分だった
いい詩ですね。詩とは、かくの如きものですね。
でも、少し気になり、杉山平一詩集を探してみました、中々見つかりませんでしたが、ようやく邂逅して手に取ると、違っていたのです。
水平線が傾いている
(傾いているのは自分なのに)
いい詩ですね。
ボクはどこで、ボクなりの詩にしてしまったのだろうか、と、いま、腕をくんでいるのですが、ハッとしたのは、ボクは過去形にしているということでした。
その理由を、ここで考察はすまい。
まあ、どちらでもいいじゃないですか、ドキッとしたことには間違いないんですからね。
![](https://assets.st-note.com/img/1717847664526-bVMZSnxTNl.jpg?width=1200)