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暮瀬堂日記〜雨月と早苗田
旧暦五月となり、いよいよ雨月の名にふさわしい毎日である。
羽田の会社からトラックを走らせ、神奈川や千葉、埼玉の外れの方に行くと、青田になりかかるものや、植えたばかりの早苗田が現れる。
故郷に似た風景にしばらく目を細めたりしているが、ふと山のないことに気づく。やはり蔵王連峰に囲まれた山形とは違うことを実感する。
相模原から厚木などに向かう途次、唯一丹沢山系を望めるのが、嬉しいひと時である。
早苗田を姿見にして蔵王山
(旧暦五月ニ日 夏至 乃夏枯るゝ候)
旧暦五月となり、いよいよ雨月の名にふさわしい毎日である。
羽田の会社からトラックを走らせ、神奈川や千葉、埼玉の外れの方に行くと、青田になりかかるものや、植えたばかりの早苗田が現れる。
故郷に似た風景にしばらく目を細めたりしているが、ふと山のないことに気づく。やはり蔵王連峰に囲まれた山形とは違うことを実感する。
相模原から厚木などに向かう途次、唯一丹沢山系を望めるのが、嬉しいひと時である。
早苗田を姿見にして蔵王山
(旧暦五月ニ日 夏至 乃夏枯るゝ候)