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【作曲家によるサブスク6曲目】偏愛パッヘルベルのカノン。あのくりかえす曲、聞いたことあるはず。

「毎週私のための曲が届く。作曲家のサブスク1ヶ月1万円を頼んでみた」は、
私の敬愛する作曲家・三村磨紀予(Makiyo Mimura)さんが、
毎週、クレレナのためにピアノで弾いた自作曲を送ってくれるというサブスクです。

6曲目のテーマは「パッヘッベルのカノン」。古典の名作ゆえ、あらゆるアーティストにカバーされ、作品に挿入されています。
「よく知らないけど、あの調べなら聞き分けられる。偏愛的に好きだから」。そんな理由で作曲家にリクエストしてみました。

まずは聞いてみましょう。三村磨紀予さんによる「Canon to the sky」。

まるで、空から音が降ってくるかのような。

三村さんの「Canon to the sky」を聞いて、最初にイメージしたのは空から音が降ってくるような……そんな光景でした。
タイトルは、To the skyだから、作曲家のイメージは「空に向けて」なのかもしれないのだけれど、私はきれいななにか、光り輝くカラフルな、なにかが降り注ぐような、そんな印象を受けたのです。

調べてみたら、作者のヨハン・パッヘルベルさん(1653-1706)は、17世紀後半のドイツの音楽家でした。
素材として、当時を感じるなにかとあわせたいなと思い。

同時代のフランスの画家、ルイ・ド・ブローニュさん(1654-1733)の習作に、ちょうど空からなにかが降ってくるのを待つような作品を見つけました。ニューヨークのメトロポリタン美術館蔵。

「座ってる裸の男性」、圧倒的な肉体。

2人の巨匠の力を拝借して、小さなgifアニメをつくってみました。
時代に名前を残す方々のなにかって、すごい力があるなあと。胸を借りて、遊ばせていただきました。

音楽について

この曲は、著作権は三村磨紀予さんにあります。同時に、「SNSでも映像のBGMでも、私用・商用含めて、自由に使用してOK!」です。 公序良俗に反しない限りで、使ってください。 曲名は「Canon to the sky」作曲は「Makiyo Mimura」。

いろいろな記録をたどりついでに。
約10年前の、三村磨紀予さんとクレレナの「きらくなライブ」の様子のレポートを貼っておきます。福岡の、P's inner-child(ピーズインナーチャイルド)さん、その節はありがとうございました!

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