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思い出のフィルムの悶え方。


こんにちは、くれなずむまちおです。

大きな変革が起きると思わせといて結局なんも変わらない日々ですね。

そんな最中、私ごとですが断捨離を始めました。

元々物欲が乏しいのでさほどものはないのですが、それでも大人になって30年も経ちますとそれなりのものが蓄積されます。

服に関しては元々同じテイストのものを着潰すスタイルですのでさほどなく、本も定期的に断捨離しているのでそこまでなく、先程申しましたように物欲が薄いので収集物もほぼないのです。
なので、現在残っているあってもなくても困らないものはそれらの精査を掻い潜り

「メルカリで売れるかも」

と、不埒な動機で残っているものが多数です。

ほんで、断捨離は発掘みたいな部分もありまして、それなりな数のフィルムや撮り切っていない写るんです等々が発見されてしまいました。

もうね、フィルムカメラを使っていた時代は青春の澱みみたいなもんで、羞恥とノスタルジーのミルフィーユです。酸いも甘いもの噛み締めて味が無くなったガムのような僕の人生の最終ターンに発掘してはならぬパンドラの筐、そんなものを見つけてしまったからさあ大変。引っ越しの時の雑誌とは比較にならないほどの物量のフィルムの前にはもう断捨離などとるに足らぬ事となり下がる訳です。

そのフィルムを写真の形態として見るには

「現像」もしくは
「フィルムをスキャナーでデータ化して色反転して微調整」

の2択になります。

現像を外注するのが一番お手軽なのですが、いかんせん青春の澱み時代のはっちゃけ過ぎた写真やヌード写真等々があるでそれは出来ません。かといってまた暗室を拵えて道具を揃えるのも、やり方をもう一度記憶から引っ張り出すのも面倒です。

となると、

自前で出来る事と考えますと、フィルムスキャナーを買ってデータ化するのが一番とっかかりやすそうではあります。

さりとて、先般申し上げましたが断捨離の最中に物を買う事、しかもアレ、2.3万はするのですよ。嫌だ、もったいないお化けが群れをなしてやってきてしまいます。

もうね、自作しよう、そうしよう。

ググッたところ、一番簡単なのは

・iPadをライトボックスにしてフィルムを載せて

・そのフィルムの写真を撮って、

・その画像を「NEGAVIEW PRO」というアプリで色反転させて調整する方法。(2024/10/06現在480円)

iPadもiPhoneもカメラもあるので可及的速やかにとりかかりました。

で、

驚くほど簡単。

最初はiPhoneでフィルムを撮影していましたが、一眼レフでやる方が色調整しやすかったです。

あと、iPadよりライトボックスを自作した方が良さげなので断捨離で使えそうな箱があればそれを利用してDIYしようかと思っております。

フィルム持ってるけどあれこれ面倒だなという方は是非!



「思い出に悶える為の方法」
1・ライトボックスを用意します。
*要するにフィルムの下から強めの光が出れば良いので、適当な箱にLEDしこんで良さげな塩梅の白い下敷きでも置けば良いです。

iPadです。

2・ライトボックスにフィルムを置きます。
*サムネイルなら複数置いてざっくり撮ってもそれなりになります。

青春の澱み



3・部屋の電気を消して出来るだけ水平になるようにフィルム撮影。
*iPhoneでも出来ますが1眼なりコンデジなりのなんちゃって画素数ではないカメラで撮る方がよいです。iPhoneは勝手に変な修正しやがるので。

実際はスタンド使ったりします。


4・撮ったデータを「NEGAVIEW PRO」をインストールした「iPhone」「iPad」にダウンロードします。

僕は480円でした。

5・「NEGAVIEW PRO」で色反転します。

下のスライダーで微調整出来ます。

6・お好きなアプリで色調整。


Adobeをお使いの方は4.5.6をPhotoshopなりLightroomなりで出来るとおもいます。

このやり方はAdobeを使っていない用です。

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