【忍】ニンジャスレイヤーを一気買いした話【殺】

単語自体は知ってはいたものの実際今日まで読んだことのなかったニュービー、紅月シオンです
今回はニンジャスレイヤーの話をしたいと思います


ニンジャスレイヤーとは

SNSや動画サイトを見たことのある人なら一度は「イヤーッ!」とか「ナムサン!」だの「Wasshoi!」を見た事があるだろう
あれの元ネタを辿ると大体ここに行きつくくらいには有名な文言だ

世界観は簡単に言えば科学が果てしなく進化し、環境が人体に実際悪影響を及ぼすサイバーパンクめいた世の中
そこには虐げられるもの「モータル」と虐げるもの「ニンジャ」がいる
またそれ以外にも一糸乱れぬ連携を得意とするやられ役「クローンヤクザ」や謎めいて実際不気味なバイオ・スモトリなども存在する

そして、ニンジャを殺すニンジャもまた存在する
それがニンジャスレイヤー=サンだ
ある事件によって妻子を亡くし、復讐にとりつかれた彼は謎のニンジャソウル(ネタバレ防止のため伏字な)と融合しニンジャとなったのだ

まぁ日本の歴史を知るのなら「んな忍者居るかい!!」と突っ込みたくなるのも無理もないがどうにもこの世界、日本以外にもニンジャが存在するようだ
彼らはいかなる理由か魂だけとなっており、死に瀕するほどの負傷をした際にその魂と溶け合う事でニンジャとして生まれ変わるらしい
それを描き、ニンジャとなるのがどういうことなのかを表すエピソード「アトロシティ・イン・ネオサイタマ」は実際必見な

なぜ今ニンジャスレイヤーなのか?

昨日の事になるのだが、ニンジャスレイヤーの漫画が11/30まで全巻購入で462円で買えるスゴイ=アリガタイキャンペーンが告知されたのだ
これが宣伝も兼ねたエピソードである、実際必見な

これを機に1も2も無く購入した、そして全巻読んだ
凄い面白かった、このキャンペーンが終わったころにいくつかエピソードを紹介したいところだがその前に注意重点な

ニンジャスレイヤーは時系列がチョイチョイ飛ぶ、一番わかりやすいのは4巻だろう
いきなり知らない回想が挟まれたかと思えば次に行くのだ、ここで俺は混乱した
しかし問題ない、これは単なる続きものではなくいくつか抜粋されたエピソードを圧倒的なニンジャ執筆力で描ききってるのだ
いわゆるオムニバスというものだ、複数の作品やエピソードを描き作品にする手法
それゆえに初見からすれば混乱するだろうが、途中途中で時系列順に分かりやすさ重点で並べてくれているので慣れればそれほど混乱することも無いだろう
逆にそう言う作風が苦手な人はただちに立ち去ろう、後足で砂をかけることなかれだ

終わりに

流石にキャンペーン中にエピソードを紹介することは奥ゆかしさに欠けるのと万が一にもソウカイヤに襲われないようにするための自粛である
だが癖になる独特なセリフ回しや狂人めいてこそいるがしっかり作りこまれた細部、なにより魅力的なキャラクターたちのある種群像劇めいた作風は個人的にかなり好感触を感じた
とにかくシナリオが巧みなのだ、読む前と後とで印象の変わる作品は多いがニンジャスレイヤーも間違いなくその名作の一つだろう
食わず嫌いをせずにこれを機に一度読んでみてはいかがだろうか

それでは今回はここまで、また次回会いましょう

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