データの事1/4:3DCGと3DCADの違い

*ちょっと難しい表現をするかもです。わかりにくいって時はコメントで聞いてください。*

3Dプリンターで物を作る場合、どうしても必要なものがあります。
それは「3Dデータ」です。

4行目にして衝撃の事実を発表しますが、僕は3Dモデリングは出来ませんっ!(ファッ!?)
なのでモデリングの仕方についてはどこかのサイトを参考いただければと思うのですが、
3Dプリンターで使う3Dデータなので、それがどういった物か、という説明をしようと思います。いわゆるよくある「3Dモデリング入門」のちょい手前ですね。
ドラクエでいうと最初のお城の王様に会う手前、ですね(意味不明)

今回は第一回<3DCADと3DCGの違い>について
3Dっていうと、「3DCG」か「3DCAD」のどちらかを思い浮かべるのではないでしょうか?どっちが最初に出てくるかは人によって違うと思いますが、この二つは似て非なる物なのです。いや、最近はあいのこのような物もあるのですこしずつ境界線がぼやけてるかもしれませんが、その違いについてまずご説明を。

3DCGってのはその名の通り「絵」です。立体的な「絵」です。
とても極端な事を言ってしまえば、見た目がちゃんとできていればそれでOK。
「この丸の、この辺に四角の模様」ぐらいでもモデリングできるそうです。
なので直感的にデザインが出来るそうです。芸術っぽくてイイネ!
仮にそれを実際に作ろうと思ってもできない場合もあります。

3DCADってのは「構造物」です。製図して作る図面を立体にしています。
それぞれの部品は寸法だけではなく、材質や質量を持っています。
ちゃんと辻褄が合わないと無慈悲なエラーも出てしまいます。
なのでデザインの自由度よりも寸法や構造の正確性を求められます。
だって実際に作れないとダメダメだし。

ちょっと極端な説明となりますが、「絵」と「図面」の違いです。
別にどっちがいいとかじゃなくて、そもそも求められている物が違うのです。

3Dプリンターで使う3Dデータは、実際にモノを作る為「3DCAD」のデータは
求められます。どうやら3DCGで作られたものも、最近は強引に3Dプリントデータに出来る様ですが、僕も3DCGのデータを渡されて「造形できる?」と聞かれたことはありますが、はっきり言って自分の経験では3DCGのデータですんなり3Dプリンター用の3Dデータに出来た事はありません。当然修正をすればと言う事ですので3DCGでモデリングする事自体を否定するつもりはありませんが、3Dプリンター用に多少データをアジャストさせる必要があると思います。作る物にもよりますが、3Dプリンターで物を作ることに特化するのであれば、3DCADを覚えるといいような気がします。

最初に宣言した通り、3Dモデリングについては出来ないのですが
毎日3Dデータの編集や3Dプリンター向けデータを作成するために修正や変更も行っておりますので。次回は3DCADを基にした<ワイヤーフレーム、サーフェイス、ソリッド>それぞれの要素について説明をします。

たぶん明日できるかなー。ついでに挿絵も頑張って描いてみます。

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