やりたいことの見つけ方

あなたは今の仕事をどういう気持ちで決めましたか？

おそらく就職活動の時に自己分析と職業、業界研究をして決めたと思います。

最近ある本を読みました。『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本です。この本を初めて読んだ時衝撃を受けました。

なぜなら私のモヤモヤしていたことをはっきり書いてあったからです。

今この本を読んでみて思うのは自分のことを理解しようと思っていなかったということです。

この本の最初に「やりたいこと」探しを妨げる５つの間違いという話があります。その中で就職活動当時思っていたことがありました。

一生続けられることでなければならないということです。正社員で仕事をしていないとダメ人間だから安定してそうな企業で長く働けそうなので就職する。私の就職理由はこれだけでした。

１００%自分を無視した就職でした。その当時でもなんとなくこの就職はうまくいかない気がすると思っていました。

入った瞬間からいつかやめてやると思っていたし、もう１年すぎたあたりからはやる気がほぼゼロになっていました。これでいいのかと悩み仮眠ぎみになり暴飲暴食していました。

実際やめてからとても楽になりました。正社員やめたら後悔するぞという声はよく知ってましたが、今でも後悔していません。

また、この本で印象的だったのが大事なこと（価値観）、得意なこと（才能）、好きなこと（情熱）を掛け合わせたところにあるということです。

これを探す時に職業名で考えないということが印象的でした。やりたいことを考えるときに職業名で考えてしまっていた自分がいました。しかし、具体的にどういうことをするのが得意なのかを考えるという考え方が目から鱗でした。