Giorgoi de Chirico 神戸で開催されるキリコ展に行く前に彼の作品の好きなところを整理する①

こんばんは、むぎです。

私の趣味の一つ、美術館巡り。

アートの愉しみ方は人それぞれですよね。グッズを買う人、考察する人、ただただ見る人、作品を真似て自分でも絵を描く人・・・今は絵のレンタルもあるらしいですね。私も贅沢ができるようになったら絵をレンタルしたいな。いや、絵をレンタルするから余裕が生まれるのか。


私は、絵をただただ見る人、そして考察する人です。
楽しむのは音楽、好奇心を満たすのが絵画だと思っているから。

音楽にたいしてなぜ?と思うのはかなり玄人でないと難しいかもしれないですが、絵画に対しては素人でもなぜ?と思うことができます。


神戸で開催される、キリコ展に行く前に、個人的に彼の好きなところを整理してみました。


好きなところ① ギリギリ理解できる感

感覚として理解できる本当にギリギリなところを彼は攻めていると思います。知識を持って絵を見るな、言葉を持って絵を見るなっていう、ね。
彼の絵を見て強く感じるデジャヴ、ノスタルジー、謎。絵画そのもののメッセージ性がとても強いし、言葉なしに感覚で理解できるギリギリを攻めていると思います。

私はよく美術館に行くのですが、作品の横の解説の方がメッセージ性が強いなと思うことがあります。それはそれでいいのですが、言葉に頼りすぎでは、と思うこともあります。 

彼の作品を前に、どんな解説の言葉も役に立たないし、どんな言葉も絵そのもののメッセージ性の強さに及ばない。そこが好きです。



好きなところ②  マネキン好きすぎやろ感

彼、マネキン好きすぎでしょ。マネキンというか、生物ではないものの魅力をここまで描くことができるのが凄い。生物ではない巨大なものに対しての畏怖をここまで表現できるのが凄い。

自分がいつも使っている鞄、パソコン、仕事道具、家具。

自分が選んだ物には選んだ理由があって、それは美しさだったり機能性だったりするわけで。ふとした時に、それにほれぼれするわけですよね。美しいな、有能だなって。彼のマネキンを見ているとその感覚を思い出します。好きです。


今日はここまで。読んでくれてありがとうございました。



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