【雅子さま】野村一成東宮大夫【ありがとうございました】
ご紹介したい記事があります。
私はどもさんのTwitterでこの記事を知り、早速読みました。
お恥ずかしながらちょっと涙ぐんでしまいました。
共同通信の大木賢一氏の記事です。
ちょこちょこ引用しつつご紹介したいと思います。よかったらお付き合いください。
同じ年に宮内庁常駐記者となった私の記憶に焼き付いているのは、週に1度の定例記者会見で、記者からの辛辣な質問を一身に受け止めて耐え続けていた姿だ。
岩井克己氏とか?
「公務もしないで私的に高級レストランにばかり行っている」「友人と遊んでばかりいる」といった類いのバッシングが嵐のように続いていた。
覚えています…確かウエスティンのフランス料理行ってたとかいうのあったと思う。
「どうしたら記者のみなさんに理解してもらえるのでしょうね。妃殿下(雅子さま)の取材にしたって、記者団が同じ所に固まって顔色はどうだとか、ご様子拝見とばかりに目の奥をのぞき込むようなことをされたら、妃殿下だってたまりませんよ」。どうしたらご一家を少しでも人間らしい環境に置けるのか、いつもそのことを考え、悩んでいたように思う。
野村一成さんについては、東宮寄りというポジションで報じられていて、そのスタンスが批判されていたことを覚えています。
東宮寄りなの、当たり前ですよね。
私が宮内庁担当を離れ、野村さんが大夫を退任した後は、2人でたびたび杯を交わした。雅子さまの病状は世間が思うよりはずっといいこと。将来、皇后となってからのことには何の不安も感じていないこと。思うように仕事ができない悔しさに雅子さまがたびたび涙を見せていたこと。今、雅子さまが活躍すれば、それを快く思わないであろう人物がいること。いろいろなことを話し合ったが、野村さんはいつも、雅子さまがいつか復活することを信じていた。
こういう御側近の方がいらして本当に良かったと思いました。
皇太子さまの言う「時代に即した新しい公務」が具体的に何なのか分からない、との批判については「あらかじめこれをやりますと言うべきではない」というのが持論だった。「日本の社会や世界との関係は、どんどん変化しているし、これからも変化する。皇室の公務の方向や性質というのはその中で見極めるべきだ」。そんなふうに話していた。
天皇陛下(当時皇太子殿下)がおっしゃった新しい時代に即した公務について、上皇は会見でこう言いました。
皇太子の発言の内容については,その後,何回か皇太子からも話を聞いたのですが,まだ私に十分に理解しきれぬところがあり,こうした段階での細かい言及は控えたいと思います。
2人の公務についても,5月の発言以来,様々に論じられてきました。秋篠宮の「公務は受け身のもの」という発言と皇太子の「時代に即した新しい公務」とは,必ずしも対極的なものとは思いません。新たな公務も,そこに個人の希望や関心がなくては本当の意義を持ち得ないし,また,同時に,与えられた公務を真摯しに果たしていく中から,新たに生まれてくる公務もあることを,私どもは結婚後の長い年月の間に,経験してきたからです。
皇太子が希望する新しい公務がどのようなものであるか,まだわかりませんが,それを始めるに当たっては,皇太子妃の体調も十分に考慮した上で,その継続性や従来の公務との関係もよく勘案していくよう願っています。従来の公務を縮小する場合には,時期的な問題や要請した側への配慮を検討し,無責任でない形で行わなければなりません。「時代に即した公務」が具体的にどのようなものを指すかを示し,少なくともその方向性を指示して,周囲の協力を得ていくことが大切だと思います。2人が今持つ希望を率直に伝えてくれることによって,それが実現に向かい,2人の生活に安定と明るさがもたらされることを願っています。
わかんないなら何も言うな
と今なら思いますね。
無責任じゃないように??
わざわざ言う必要ある?当たり前ですよね?
会見でこんな言い方して、皇太子ご夫妻が何も考えてない、無責任みたいな印象を与えたかったのでしょうか。
感じ悪!!
続きます。
地方訪問をされた雅子さまが予定の一部をこなすことができず落ち込んでいたとき、「お声掛け禁止」の決まりに背いてまで「妃殿下、お疲れさまでした」と声を掛けたある新聞社記者の行動を「人間的で、本当にありがたかった」と喜んだこともあった。記者と皇室が、人間的で暖かみのある気さくな関係を持つことを望んでいた。
あのバッシングの中でもこういう記者がいたこと、よかったです。
「大木さん、見ていてくださいね。妃殿下は必ず復活する。立派な皇后になる。これまでの皇后とは全く違う皇后に」。治療の一環として、東京・渋谷の国連大学で国際関係論の聴講を続けていた雅子さまの志向や行動力を、活発な慈善活動で知られた英国の故ダイアナ元皇太子妃に例えることもあった。
雅子さまが国連大学行かれていたの覚えています。
私は勉強が好きじゃないので、就職のためとか、目の前の仕事をこなすためとか、それ以外の目的で勉強を続ける人の気持ちがわからないのですが、自分より勤勉であることはよくわかります。
そして予言通りに…
ご訃報を聞いてから、雅子さまと野村大夫のご関係を知りたいと思っていたので、この記事を読めてとても良かったです。
野村大夫のご冥福をお祈りいたします。