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【寄稿】アメリカ人メーガン

DJ BOBOさんにまた寄稿していただきました!

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日々高まるメーガン妃への厳しい目。国籍だけで一個人を演繹的に評するのはいやなのですが、彼女が浮いて見える原因に、アメリカ人としての特質が関係しているのではないか…という仮説を立ててみます。

(森昌利さんの「メーガン妃が『嫌われる理由』 ロイヤルのない国に生まれたプリンセスの埋まらない溝」という記事が非常にわかりやすく書かれているので、その記事とは別にあくまで自分なりの考察をしたいと思います。)

①スタンドプレーの多さ

彼女が摩擦を起こしている現象としてまず目に付くのは、スタンドプレーの多さ。雑誌Vogueの編集、レシピ本の出版、ファッションのデザインなど、今までに培った人脈や得意分野を慈善事業に生かそうと躍起になっているのは伺えますが、自己実現の場として使っている感が否めません。清々しいほどハッキリと自己主張する国民性に加え、生き馬の目を抜くような行動力がなければ生存できない業界で長年やってきたことで、抜かりないアピールは職業病なのかもしれません。

②抵抗なく前例を覆す

次は、前例を覆すことへの抵抗の無さについて。当初はドレスコードや仕草程度からのスタートだったので、規則の厳しい学校で制服を着崩してみる女子校生をもの珍しく見るような軽い気持ちでしたが、プライバシーの尊重という印籠を持ち出して王室の慣例を破るまでに至り(例:アーチー君洗礼式非公開ウインブルドンでの写真撮影禁止等)、一連のニュース記事を見たときの自分の眉間のシワが濃くなってくるのが分かりました。社会全般の新陳代謝の激しいアメリカだと、変化すること自体が先進的で美徳だという考えなのかもしれません。ですが、一見、意味をなさないように思える皇室の様式美や手続きの多さに慣れている日本人としては、先代の人がどういう思いで守ってきたのか考えたことないのかな?と疑問に思ってしまいます。

③第三者を介入させる

最後は、自分たちの問題に第三者を介入させる点についてです。メーガンさんとハリー王子と、イギリス王室と距離ができ始めている最たる原因は、ハリウッドの敏腕エージェントをPR責任者にしたり、自分たちの費用で訴訟を起こしたりという一連の動きではないでしょうか。契約社会であるアメリカでは、専門家に委ねることが効率的な方法なのかもしれませんが、身内を信頼しない態度に映り、特に、ハリー王子は兄のウイリアム王子との絆が深かったはずなので、一抹の寂しさ以上に嫌悪を感じざるを得ません。ハリー王子、尻にひかれるのも大概にしてほしい。

 こうして書いているうちに、いや、アメリカ人だって謙虚で空気読む人は沢山いるはず…と尻すぼみになってきました。果たしてアメリカ人はメーガン妃をどう思っているのだろう?今度はそっちの方が気になってきました。

by DJ BOBO
 

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