佳子さまと向上心
友人と、佳子さまについて話していた時のこと。
私「毎日ひまじゃないのかな。暇って辛すぎない?」
友人「まぁ、でもあの子向上心なさそうだよね」
おぉ、なるほど。
すみません、佳子さまのことは、メディアで拝見する情報しか知らないのに、なんか納得してしまいました。
なんでかな。
この記事、鋭いと思いました。
「普段は一体、何をされているのですか」。めちゃめちゃストレートな質問。そして「大卒の女性が、ご公務の日程がこれだけでは時間を持て余すはず。佳子さまの同級生などは今、社会に出て一番忙しい時なのに、ご本人はどのように過ごされているのか、常々不思議に思っていました」。いや、ほんとにそうですよね。
「不思議に思っていた」というところが、別に責めてるわけじゃない、ただただ不思議なだけ、という感じで好感を持てます。
かつ、「実はこの一連のやり取りでは、辛口のベテラン記者ではなく、佳子さまとさほど年の違わない複数の女性記者が質問を投げかけていました」というのも、批判ありきではないんだなと素直に受け止められました。
でも、、、、、
先週末、別の友人と話していて新たな気づきがありました。
向上心があるというのは、普通のことではない。
彼女は駐妻としてある外国に1年ほどいたのですが、そこで出会った人たちは特に習い事はせず、夫の帰りを待っているという日々で、それが最高みたい、だったそうです。
私は、出世欲はないのですが、暇がつらい。一方で、できることが増えると嬉しいので、そういう時に「人間というのは、成長することに喜びを感じる生き物なのかな」と考えていました。
だから、向上心がないっぽい佳子さまに、違和感がありました。
でもそれはかなり狭い世界での価値観だったのではないかと、友人の話を聞いて思いました。
佳子さまタイプの人は世の中にはたくさんいて、違和感を覚える方が変なのかもしれない。
それは、私が会社員で、社会人として働いているからそう思うだけ。会見で質問した女性記者たちだって、毎日働いているからこそそう思ったのだろうし、そう思うことに疑問もなかったのでしょう。
普段、特に何もしていない。それって別に変なことじゃないのかもしれません。
ということに気づきをくれてありがとうございますと思う一方、佳子さまが普段何もしないで済むのは、税金で生活が保障されてるから、、、と思うともやもやは消えないです。でも別に皇族として生まれたかったわけじゃないと言われればそれまで。じゃあ養ってくれる人と早く結婚すれば、みんなハッピーではないか。そう思ってしまう私はやはり、異なる価値観を受け入れられない心が狭い人間なのかもしれません。
でもなあ、、、やっぱりもやもやします。「勤労」は国民の義務だもの。
私はやはり、雅子さま派であると再認識しました。雅子さまってかっこいい。