脱初級者への道Part1~プラン編~【スマブラSP】

はじめに

 みなさんこんにちは、ホムヒカ使いのKureHaです。
 今回から、「脱初級者」をテーマに複数回にわたって記事を書いていきます。Partごとの優劣は無いですが、全てまとめてしまうと膨大な量になってしまうため、テーマごとにPart分けさせてもらいます。ご了承ください。

「初級者」について

 操作がまともにおぼつかない「初心者」と明確に区別をつけるために今回は「初級者」という呼称を使わせていただきます。
 そのため、今回のシリーズでは「世界戦闘力200万~400万前後で戦闘力が停滞してしまう方」と定義します。

「プラン」とは何か

 今回は「プラン編」ということで、まずは「プラン」について説明をさせていただきます。
 今回の「プラン」とは、一言で言えば、「相手の%に応じて振る技を決める」ということです。
 「初級者」同士の試合を見ていると、撃墜%ではないのに、スマッシュのような隙の大きい技を振っていたり、相手が撃墜%なのに、撃墜できる技をほとんど振っていなかったり、という場面が多くみられます。結果、試合が長引き、しょうもないミスや、相手にデカい択を通されることが増え、安定して勝ちこせなくなります。これが世界戦闘力が思ったように上がっていかない理由の一つです。

プランを立てるために

 ここからは具体的に「プラン」を立てる方法について解説していきます。

・まずは自分のキャラを知ろう
 具体的には、「コンボ」・「連携」・「撃墜択」の3つをとにかく覚えましょう。ここで大事にしてほしいのは、操作が簡単な「コンボ・連携」を確実に決められるようにする、ということです。特にスマブラSPにおいては、基礎コンボで20%~30%なんてのもざらで、3~5回も当てれば撃墜%になります。だから、簡単な基礎コンボを徹底して決められるようにすることが大事になります。

・撃墜択の考え方
 
崖際で当てて横撃墜できる技」か「上撃墜が狙える技」を基本的な撃墜択と考えていきましょう。
 その際に、大体「100%」・「130%」・「160%」を目安にトレモで調べましょう。100%は現実的な撃墜が狙えるライン、130%は現実的な撃墜の択が増えるライン、160%は撃墜択として最後の現実的な手札が増えるラインとなっています。また、トレモで調べる際は、相手キャラをマリオかウルフにすることをオススメします。マリオやウルフを基準とすることで、それより重いキャラならプラス5~10%、それより軽いキャラならマイナス5~10%が目安になって分かりやすいというのが一番大きな理由です。したがって中量級であれば基本的には問題ないです。

プランを立てよう

・3つのフェイズに分けて考える
 今回は、相手の蓄積%を「序盤・中盤・終盤」と3つの場面に分割して、それぞれで狙う技を整理していきましょう。感覚ベースだと忘れることもあるので、記録としてメモやノートを作ることをオススメします。その際のまとめ方は自分でやりやすい方法で構いません。

・序盤
 相手の%が0~30%の時を序盤とします。
 特に序盤はコンボが繋がりやすく、簡単な基礎コンボも多く存在しているので、ここで火力を稼ぐのが大事です。その為、序盤でつながるコンボや連携をここに整理しておきましょう。
※ベレトスの序盤コンボ例
・空N落とし→DA
・上投げ→上B(→横B/空後/空下)

・中盤
 相手の%が40~60%の時を中盤とします。
 ここからは%限定コンボが増える一方、逆に序盤では確定してたコンボが確定しなくなったりします。その為、あらかじめ知識として整理しておくことで、試合中に思考を切り替えやすくしましょう
※ベレトスの中盤コンボ例
・空N落とし→DA
・空N→空前
・上強→空上

・終盤
 相手の%が100~130%の時を終盤とします。
 撃墜コンボと撃墜択を整理しておきましょう。「ステージ上のどこ」で、「何を」当てたら撃墜できるかを把握しておけば、とっさの場面で撃墜できる頻度が上がります。また、初級者同士の対戦においては、拒否の技術も甘いので、早い段階から積極的に狙い始められれば撃墜というこれ以上ないリターンを取れます。
※ベレトスの終盤コンボ例
【撃墜コンボ】
・下強→空上
・空N落とし→DA
【撃墜択】
・各種スマッシュ

プランを立てるメリット

 今更説明するのか、と思われるかもしれませんが、ここまで読んで何となくわかってる方もいると思います。簡単に言えば、

・思考が整理され、試合中に悩む時間が減る。

の一言に尽きます。私も以前はとにかく何でもいいから技いっぱい振っていっぱい当てようみたいな立ち回りだったのですが、やっぱり火力が足りないだとか、そもそも技を振るギリギリまで振る技を悩んでしまい、先に被せられるとかで、相手が何を狙っているのか、どういう動きをしているのかまで意識がいかず、思ったように勝てませんでした。しかし、プランを立ててからは、「どうやって技を当てるか」という考えができる余裕が生まれ、相手に意識を向けられるようになりました。また、コンボや連携が繋がるという確信が生まれたことで、火力も伸び、結果として、試合の中で有利状況に持ち込める機会が増えました。有利状況が増えるということはそれだけ勝ちにつながる、ということでもあります。だから、私はプランを立てることが必要だと思っています。

最後に

 いかがだったでしょうか。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 補足となりますが、今回はあえてかなり具体的な数値を出しています。ですが、ファイターによって多少のブレがあります。1ファイターごとに記事を作るわけにもいかず、かといってあまりにも曖昧な書き方をすると、非常に分かりづらくなってしまうため、今回はこのような形を取らせていただきました。
 今回、とても長い記事となりましたが、必要なことしか書いていないので、ぜひ参考にしていただければと思います。それではまた。

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