別れと心模様
パートナーとお別れして、なんとなく思い出に浸りながら、少しずつ心と物の整理を進めている。
なんでだろう。振られたのは自分なのに。あんなに悲しかったのに。
いつの間にやら受け入れている自分が嫌い。
正直信じられない。初めて会ってから3年以上も経って、付き合うまでは一番の親友だった。
切なさとしては、親友を失う方が近い気がしている。
失ってしまってからは、付き合っていたころの写真はすべて非表示にした。
立ち直ってから、一括で消すつもりだ。
だから、自分の誕生日も、クリスマスも、何でもない日の一枚も、すべて見えなくなってしまった。
まるで最初から無かったかのよう。
そのあっけなさが余計につらい。
でも、痛みを抱えつつ、どこか受け入れてしまっている。
この気持ちはいったいどうしてしまえばいいだろう?
自分でもうまく説明がつかないから、こうしてnoteに書き連ねている。
書けば少しはわかるんじゃないかって少し期待していた。
それでも、今のところはだめそうだ。
36℃のじりじりした日差しの下で、否が応でも生きねばならない気持ちにさせられる。
背中をつたう汗が、生きている実感をくれる。
だから、本来感じるべきであった気持ちよりも、幾分か前向きになっているのかもしれない。
いや、私は最初からあきらめていたのだろうか?
彼との終わりをいつの間にか考えて、そうならないよう祈っていたけれど、初めから想定していたのかもしれない。
初めからはきっと嘘だ。おそらくそれは、今年に入って、初めて大きな衝突があった時。
喧嘩にはならなかった。私が一方的に悪かったから。
それでも、私の中で、2022年に入ってから、どこかのタイミングで糸が切れてしまった。
ずっと好きだった。その言葉に一切嘘はない。
それでも、糸は切れていたのだろう。
上手く立ち直っていけたらいいな、と思う。
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