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プラマイゼロ

今日は、ですます調で。

関東は、少し暑さが和らいで、涼しい日が続くようになりましたね。

そろそろ私の好きな季節が始まります。そして私の一番好きな金木犀の香りが舞う数週間です。

最近、文章を書くのが下手になりました。同時に、文章を読むことが苦手になりました。

友人と話す限り、世に溢れる情報に追われすぎて、文字情報が入ってこないほどキャパオーバーしているんじゃないかという結論に至りました。

難しい限りですが、たしかにそうかもしれないと思います。

最近は、スマホなどインターネットの情報が多すぎて、一時的に認知症のように物忘れが増えてしまったり、記憶障害が起こってしまっていることもあるようです。
どこかの記事でちらっと見ただけなので、信用しないでください笑。


さて、いつも私が何となく考えていることを書いてみたいと思います。

それは、『人間っていいことと悪いことを全部合わせたら大体同じくらいなんじゃない?』っていう話。

矢継ぎ早に反論が来そうなことを書いているのは百も承知なのですが、ここは少し私の勝手な想像にお付き合いくださいな。

まず、大体同じくらいって言うのは、当人が感じる幸せの話です。

例えを出してみましょうか。
Aさんは裕福な家庭に生まれ、裕福に育ち、傍から見れば何の不自由もない生活を送ってきました。
一方Bさんは、あまりおうちがあまり裕福ではなく、金銭的にも少し苦労をして、一人暮らしをしている現在もお金のやりくりに苦心しています。

これだけ聞くと、お金についてしか言及していなくとも、なんとなく裕福なAさんの方が幸せなんだろうなって思ってしまったりします。

もちろん、お金だけが尺度じゃないことも十分わかっています。それが当人がどう感じているかに繋がります。

例えば、Aさんはおうちが裕福な分、生き方に関して何か制限を受けているかもしれません。
交際する相手は、~な条件で。~なんてことはしてはいけません。あなたは~家なんだから、~しなさい。
もしくは、期待される分、それに応えられるかわからず、苦悩しているかもしれません。

反対にBさんは、お金に苦労している分、少し贅沢したときに、Aさんに比べて比べ物にならないほど喜びを感じるでしょう。これは当人の幸せに他なりません。


ええ、そうです。すべては想像にすぎません。
ですが、必ずしもすべて上手くいっている人なんていないし、いてたまるか、とさえ思います。

だから、当人が感じる幸せ、っていう観点に立てば、実は人って大体同じくらいなんじゃないのって思ったりするのです。


もちろん、そんなことない人もいるでしょう。苦労している方も、一生向き合っていかなければならないほどつらい出来事に遭遇してしまった方も。

そんな方も、少しだけ、ほんの少しだけでいいから、他の人も自分と同じくらいかも、と思って見てもいいんじゃないか、と思います。

今ひどく感じても、いつかはプラスに転じるかもしれない。そんなポジティブなことが言えなくたっていい。でも、そうかもしれないと、心の隅で希望をひとかけらだけ隠し持っておくことが、その後の生活に大きな影響を与えるのではないかとも思います。


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