ジェームス
※刺激が強いので過激な文章に弱い方はご遠慮ください。
気分はどうだい? ジェームス。いくら殺しの番号を持つ君でも、丸裸にされて椅子に括り付けられればどうすることも出来まい。可哀想に。
さて、君が素直に情報を教えてくれるとはこちらも思っちゃいない。組織のデーターペースによれば、君は生爪を剥ごうが、玉を握り潰そうが、痛みには屈しないらしいね。見上げたものだ。
そこで我が組織自慢のAIに君の情報をインプットした所『過剰な精神攻撃に弱い』という回答が出たよ。
ん? どうした? 眉毛が痙攣しているようだが。教える気になったかね?
まぁいい。私も楽しいのだよ。君をいたぶるのがね。
さぁ、今から私の話をよく聞くのだ。想像したまえ、今君は高校の運動部の部室内にいる。サッカー、バスケ、剣道。男達のたまらなく臭い汗が染み込んだ衣類の中に君は埋もれている。
そうしてむさ苦しい男子生徒達が、仰向けに寝転がる君を取り囲む。
ある者は頬に、ある者は額に、そしてある者は尻に、真っ白に浮き上がった吹き出物を君の顔目掛けて順番に潰す。
プチュッ、プチュッという音を立てて君の顔は吹き出物の膿に浸されていく。
どうだいジェームス、脂汗がすごいようだが。ふふふ。
お次は保育園だ。無邪気な子供達は可哀想に流行の風邪に侵されている。先生は一人一人、幼児の粘着力のある真緑の濃厚な青鼻汁をティッシュで拭き取る。逆さにしてもぶら下がって床に落ちないくらいだ。
その青鼻を瓶に詰め、椅子に縛られている君の口をこじ開ける。そしてゆっくり100人分の青鼻を流し込むのだ。
君は自分の鼻から、目から、耳から、園児の青鼻を追い出そうとするが、哀れ最悪の喉越しで全部を飲み干すのだよ。
おや、どうした? 泣きそうな顔をしているね、ジェームス。AIは君の弱点を的確に突いているようだね。
さて、お次は老人ホームだ。ジジイがよかろう。ガリガリの病弱なジジイだ。
そのウンコをオムツから取り出す。そしてそのウンコに片栗粉と天ぷら粉をサッとまぶし、油で一気に揚げる。
椅子に縛られたままの君は、口をこじ開けられ、揚げたての天ぷらを口に放り込まれ、吐き出さぬよう口にはガムテープを貼るのだ。
君は熱いのと、噛んで見ればジジイの軟便が口の中にひろがり、形容できない味が舌の上でおど……。
違うやん! ジェームス。
私が吐いて欲しいんは、ゲロやのうて機密やんっ!
〜完〜
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