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国産ヴィンテージウォッチについて
はじめに
国産ヴィンテージウォッチと聞くと、ハードルの高いものだと思う人も多いかもしれない。だが、販売店や店主と仲良くなることで、5000円程度で購入できる場合もある。そんな経緯で手に入れた一本がこれだ。
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購入した経緯
当然、オーバーホール(分解掃除)は必須だが、それも含めて、色々と面倒を見てくれるというのであれば、その店とのつながりは絶つべきではない。そこの店主は、古い国産時計のパーツを多く所有しているらしく、修理や、分解掃除などであれば、特に問題なく行うことができるそうだ。また、店頭には、他にも多くの国産アンティーク時計が並んでおり、購入者の都合を聞いてから、オーバーホールなどを行ってくれるらしい。
ヴィンテージウォッチの難点
購入してから、もうじき、半年ほどが経過しているが、使用できる期間は、梅雨などが明けて、汗などをかかなくなった冬や初春くらいにならないと安心して使用することはできない。
また、近年は、PCやスマホなど、磁気を発するものが日常にあふれている。
ヴィンテージウォッチには、汗や水、磁気は大敵だ。最もこれは、ほぼすべての時計に言えることだが、特にヴィンテージウォッチには、防水、防汗、耐磁機能などは備わっていない。
そもそも、これほどまでに、耐磁する商品が現代にあふれていることなど予想ができなかった時代の商品だ。加えて、昨今のゲリラ豪雨のような急な激しい雨や、夏の異常な暑さなどがあることも、当時は数年に1度といった具合だっただろう。
また、日本は高温多湿な気候の国だ。更に、周囲を海に囲まれているため、沿岸部では潮風による影響もある。そういった意味では、ものが劣化しやすいのも仕方がないのかもしれない。
最後に
ここまで、国産ヴィンテージウォッチの難点を書いてきたが、むしろそんなことで自分が欲しいものをあきらめるのであれば、本末転倒だ。逆にそうしたことを踏まえたうえで、人生を豊かにしてくれるようなものを購入していきたい。