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Day405 「私とこの人たちとのあいだにも、罪と罰がなくてはならないのか?」
昨日は、社会や他の人は置いておいて、あなたという個人の生活に限って「罪と罰」が本当に必要なのかを考えました。
今日は、一緒に暮らすパートナーや家族、恋人、親友など、信頼できる身近な人までその範囲を広げてみます。
次のように自問してください。
「私とこの人たちとのあいだにも、罪と罰がなくてはならないのか?」
「罪」と聞くと、何かものすごくわるいことを想像しがちですが、私たちが日常の中で抱く「罪悪感」は細微なものばかりです。
たとえば、チャットの「よろしくお願いします」のあとに「!」を付けなかっただけでも「あ、なんか雰囲気わるかったかな?」と小さな罪の意識をもちます。
長いメールを書いたときに「長文にて失礼します」と添えてしまうのも、自分がしたことに対して、心のどこかで免罪を望んでいるからだと思います。
罪が小さければ「罰」もそれに合わせて軽くなります。おそらく、ほとんどの人が「いや、自分は身近な人に罰など与えてない!」と言いたくなるくらい極小と思って間違いありません。
たとえば、SNSか何かで情報を得たパートナーが「コロナ対策のために、家に帰ったらスマホをアルコール消毒する」というルールを決めたとします。
そんな習慣のないあなたは、しばらくのあいだ、ついその決まりを忘れては「消毒してよ!」と怒られます。
半月ほどで、なんとか帰宅のルーチンに組み込むことができ、きれいに殺菌したスマホを手にしていたそのとき、パートナーからまたしても「消毒してね!」と強めに言われてしまいます。
こんなとき、優しい口調で「うん、やっておいたから大丈夫だよ♡」と答える人はまずいません^^
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いまをしあわせにする週3ワーク「今日のグッドバイブス」
平日の月水金に、一日を安心して自由に、ありのままの自分で過ごすための提案を贈ります! 将来のことが不安で何も手につかないとき、怒りやムカつ…
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心を温め心を涼める「今日のグッドバイブス」 by 倉園佳三
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