Day372　「深い悩みの中にいるときは、自分の中の怒りを探してみる」

今日は、ひとつの出来事がずっと頭から離れずに、何日も悶々としてしまうときの対処方にトライしましょう。

おそらく、いまあなたの心の中には、こんがらがった糸のような、複雑に絡み合ったいくつもの問題があるはずです。

何が原因でここまでモヤモヤするのか、何をどのように整理すれば気持ちが晴れるのか、その糸口さえもつかみかねているかもしれません。

そんなときは、終わってしまった出来事という「過去」を振り返ったり分析したりするのをやめて「いまの自分」に向き合ってください。

しかも、自分の中の「怒り」だけにフォーカスします。具体的には、次のように自問してください。

「いま、私は何に怒っているのだろう？　誰に怒っているのだろう？」

あまり自覚していませんが、私たちの悩みの深さや長さは、怒りの強さとほぼ完璧に比例します。

もし、あなたが気力も体力も失うほど何日も思い悩んでいるとしたら、そこには間違いなく何らかの「怒り」が存在していると考えてください。