見出し画像

Day697 「今日、私は自分を精一杯にもてなそう!」

公式ウェブ

先日、ある人から「クタクタに疲れた出張先で、最後は素晴らしい料理を食べられた」という話を聞きました。

どのくらい美味しかったのかたずねると「途中でスマホを手に取る気がまったく起こらないほど」と、見事な描写で答えてくれました。

ヘビーな仕事を終え、宿泊先のホテルに向かう途中で、彼女はこの体験に導かれる第一の選択をします。

「いつもなら、お金を気にして絶対に使わないタクシーで帰る!」

厳しい母親に「節約しなさい!」と言われて育った彼女は、ふだんからなるべく贅沢をしないよう自分を戒めていました。

でも、この日に限っては「疲れ切った自分をいたわりたい」と思ったのだそうです。

部屋に着いたらお腹がペコペコになっていることに気づきます。よく考えてみると、朝も昼もパン1個ですませていました。

夕食は何を食べようかと迷い始めたとき、テーブルに置かれたパンフレットが目に留まります。

そこには、ホテルの中にある高級レストランのメニューが載っていました。読んでみると、ひと皿ずつに想いのこもった丁寧な解説が添えられています。

ここで彼女は、最高の料理に向かう第二の選択をします。

「近くに中華街があるよなぁ。でも、このヘトヘトな身体で街に出て歩き回るのはどうなんだろう? このレストランなら、エレベーターで下に降りるだけだよなぁ……」

このときも、真っ先にお金が頭をよぎりました。せっかく横浜に来ているのに、中華街に行かないのはもったいないとも考えました。

それでも、彼女にはもっともラクで、もっとも自分に優しい道が見えていたのです。

開店したばかりのレストランに入ったあとは、仕上げの選択をするだけでした。

「よし、せっかくこの店に来たんだから、値段を見ずに食べたいと感じたものを注文しよう!」

ちなみに、この人は転職を希望しているにも関わらず、次のやりたい仕事が明確にならないことを不安に感じていました。

私は彼女に次のようにアドバイス送りました。

ここから先は

534字 / 1画像
旧マガジンの過去記事492本も掲載!改めてDay001から順にトライしたり、更新日の合間に過去のワークを自由に選んでみたりしながら、あなたの毎日にお役立てください! こんな時代だからこそ、失ったものを取り戻し、よけいな重荷や雑音を手放しましょう。目にする世界はあなたの外ではなく、内側の「心」で作られます。ワークをとおして、自分の意志でしあわせな景色を創造しましょう!

平日の月水金に、一日を安心して自由に、ありのままの自分で過ごすための提案を贈ります! 将来のことが不安で何も手につかないとき、怒りやムカつ…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?