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Day244 今日は許せない相手に自分の罪悪感を投じていないか確かめてみる。

Day194】で、次のようなたとえ話を使って罪悪感とは何かを説明しました。

「ある子どもが、両親が留守のあいだに、開けてはいけないと言われていた冷蔵庫からジュースの瓶を取り出そうとして床にぶちまけたとします。びっしょりと濡れたカーペットを眺めながら立ち尽くすこの子は、数秒前に自分がやらかした「過去」の失敗に強い罪悪感を抱いています。そして、数十分後の「未来」に帰宅する両親から、どれだけひどく叱られるかの罰を想像して固まっています」

今日は、この話にもうひとり登場人物を加えて、私たちが自分の罪悪感をどう扱うかを見てみましょう。

留守番していたのはこの子と、幼稚園でもっとも仲のいいAくんの2人でした。

両親が家を出てすぐ、Aくんが「ねぇ、ジュースを飲もうよ!」と言い出します。

最初は、この子も「ダメ!」と拒みますが、次第に自分も飲みたくなって、ついに禁断の冷蔵庫を開けてしまいます。

その結果、先の話とまったく同じ結末をたどったとします。

おそらく、びっしょりと濡れたカーペットを眺めて立ち尽くすこの子は、涙を浮かべながら、

「君がジュースを飲みたいなんてわがままを言うから、こぼしちゃったじゃないか! 僕はダメだって止めたのに!」

とAくんを責め立てるでしょう。

いまこの子は、

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