Day326 「面倒くさいにだまされないようにする!」
仕事や恋愛や趣味など、それまで大切にしていたものが、突如として色褪せて見えることがあります。
かつてのワクワクも消え、面倒くさく感じるようになると、寂しさとともに、
「私は間違ったところにいるんじゃないか?」
という不安も押し寄せてきます。
私も若いころは、そんな気持ちを解消するために、頻繁に転職をしたり、趣味をやめてしまったり、恋人と別れたりしていました。
けれども、しばらくすると過去のビデオでも観ているかのように、また同じ「面倒くさい」にたどり着いてしまうのです。
当然ですが、これを繰り返していると、ドシッと腰をおろしてひとつのことを続けられなくなります。
いつまでたっても、人生の軸がフラフラしているような頼りなさも感じるでしょう。
そこで今日は、何をやっていても私たちを悩ませる「面倒くさい」の正体を暴いてみましょう。
最初のきっかけは、
「興味の対象が増える」
ことにあります。
冒頭の3つを時系列に並べてみるとよくわかります。
あなたは以前からやってみたいと思っていた憧れの職場に採用されたばかりです。
毎朝、目覚ましが鳴る前に起きてしまうほど、会社に行くのが楽しみでなりません。まさに、人生の目的を見つけた気分です。
絶好調で仕事を続けていたある日、取引先の女性(男性)と恋に落ち、燃えるような恋愛が始まりました。
いま、あなたにとって最大の関心事はアフターファイブのデートです。
1秒でも早く彼女(彼氏)に会いたくて、次第に仕事の時間が長く感じるようになってきます。
しばらくして、就業時間の直前に込み入った仕事を依頼されたとき、初めて「面倒くさいなぁ」と思ってしまいました。
その1年後、友人の紹介でフィットネスジムに行ったのをきっかけに、あなたは身体を鍛えることにハマります。
ワークアウトを重ねるたびにスリムになり、身体もどんどん引き締まっていきます。何よりも、運動をしたあとの爽快感がたまりません。
仕事を終えて「さぁ、今日もひと汗かくぞ!」と思ったそのとき「今日、買い物に行きたいからつき合って! そのあとご飯食べよー♡」と恋人からメッセージが届きます。
仕方なく、あなたはジムの予約をデート後の深夜に変更します。
恋人と買い物をしているときも、食事中も、心の中で「面倒くさいなぁ」とつぶやいてしまいました^^
たぶん、私たちにとっての「面倒くさい」はこんな風にやってくるのだと思います。
この話を読むと、そう思わせるもうひとつの条件が見えてきます。
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