Day329 「中立かつ公平な立場で2つの心を受理する」
あなたは、もう自分や他の人に罪を見て怒るのはやめたいと思っています。でも同じあなたが、いま目の前の人にムカつこうとしています。
あなたは、2日後が締め切りで約1日半かかる仕事にいますぐ着手して、余裕をもって終わらせたいと思っています。でも、同じあなたが、それなら急げば明日でも間に合うと自分を納得させて、別のことを始めようとしています。
あなたは、大好きな恋人と楽しい一日を過ごしたいと思っています。でも同じあなたが、そんな日に30分遅れてきた相手を責めてシュンとさせたくなっています。
あなたは、何となく能力が不足していると感じる自分を変えるために、語学や運動や読書などの日課を課したいと思っています。でも同じあなたが、そんなスケジュールの中で生きるのはごめんだと抵抗しています。
私たちは、日々、こんなふうに自分の心を2つかそれ以上の異なる方向に分裂させています。
いったい、どうやって、
「どちらが正解か? どちらが本当の自分か?」
を見極めればいいのでしょうか。
たとえば「直感に従え!」という教えがあります。直感が「最初に閃いた答え」だとすると、早い者勝ちということになります。
でも、怒りや苛立ち、やりたくない、攻撃したいなどの恐れや不安から湧きあがる「気持ち」も、光速くらいのスピードでやってきます。
もし先着順でないとしたら、どれが直感かを見分けようとした時点で、最初の問いに戻ってしまいます。
もう少し優しめの「自分の気持ちに素直になろう!」というのもあります。
「素直」の指針はわるくないと思いますが、その前の「自分の気持ち」がわからないこの件には役に立ちません。
今日は、この難問を解く課題にトライしましょう。
冒頭の例のように、心が異なる方向に分かれてしまったときは、
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