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Day444 「自分でOKを出して次に進む!」

グッドバイブス 攻撃のないコミュニケーション
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アメとムチではありませんが、私たちは子どものころから、大人の2つの反応を見てどう行動するかを学んできました。

ひとつは、

「わるいことをしたり、サボったりすると怒られる」

という罪と罰の法則です。

そしてもうひとつが、

「いいことをしたり、がんばったりするとほめられる」

という評価の法則です。

一見、2つはまるで異なるモチベーションのように思えます。けれども、じつはどちらも同じ「罪悪感」を使ったコントロール術にすぎないのです。

ためしに「うまくいかなかったらどうなるか?」を想像してみてください。

ひとつめは深く考えるまでもありません。「怒られる」という罰を与えられれば、当然、罪悪感を抱くでしょう。

では、何かの理由でがんばれず、いいこともできなかったとしたらどうでしょう。結果はまったく同じはずです。

「ほめられない私はダメな子だ」

と罪悪感を抱いてしまうのです。

もちろん、成人したあとも2つの法則は私たちの胸に深く刻まれています。とくに「評価の法則」を仕事に使おうとして、次のような悩みを抱える人は少なくありません。

「いつも、依頼されたこと以上の成果を出そうとがんばりすぎて、とても疲れてしまう」
「自分の仕事が評価されないと不当に扱われている感じがして、上司が信頼できなくなる」
「他の人が評価されているのを見ると焦ってしまう」
「経験のない新しい仕事になかなか着手できない」

どれも「ほめられる」という報酬を得られずに、罪悪感を抱くことへの恐怖が原因になっています。

私が罪悪感だけでなく「他の人からの評価も手放すほうがいい!」と提案する理由がここにあります。

すでに書いたように、両者は、私たちが副反応を知らずに頼りにしてきた同じ原動力の裏表なのです。

そこで、今日は「ほめられる」という誘惑を振り払いながら一日を過ごしてみましょう。

具体的には、次のことを実践します。

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