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Day238 今日は罪悪感をもっている過去の自分に会いに行く。

これまで見てきたように、一度もってしまった罪悪感はそう簡単には消えません。

だとしたら、私たちは子どものころから数え切れないほど罪の意識を溜め込んでいることになります。

今日は、この長年のあいだ熟成された罪悪感が私たちにどんな影響をもたらすかを考えてみましょう。

まず、恐くてできないことが増えていきます。

わがままを言ってひどく叱られた経験のある子どもは、自分の主張をストレートに出せなくなるでしょう。

学級委員を引き受けたらクラスの生徒たちに総スカンを喰らった子どもは、会社でも管理職になりたくないと思うかもしれません。

罪の数だけ制限が生まれ、結果として私たちは自由を奪われるということです。

次に、同じ失敗を繰り返さないよう、自分を過剰に防御するようになります。

しっかり計画を立てなくてはいけない!
けっして準備を怠ってはいけない!
簡単に人を信じてはいけない!

罪の意識とセットでやってくる「罰」を恐れて未来のことばかり考えるようになるわけです。

そして最後に、チャンスさえあれば、自分の罪悪感を他の人に投じようとします。

勉強をサボって受験に失敗したことがある人は、手を抜く人や適当にやる人を見るとなぜかカチンときます。

幼少のころに父親に怒鳴られまくった人は、声が大きいというだけで自分の上司を苦手に感じます。

この仕組みはほとんど自覚できませんが、実際には自分の罪を相手に投げて、自分を責める代わりに相手を攻撃しているのです。

このような不自由さから自分を解放するために、今日は、

「子どものころからもち続けた罪悪感を赦す!」

トライをしましょう。

その方法はいたって簡単です。

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