Day355　「恐れずにいれば、私たちはひとつになれる！」

日刊で書いてきたこの連載もちょうど1年を迎えました。

私もこの区切りを意識して、2週間前の【Day342】から「深めに掘り下げるグッドバイブスの基本」を始めました。

やはり今日は、グッドバイブスのゴールでもあるこの課題で締めくくろうと思います。

一日をとおして、できるだけ次のことを忘れずにいてください。

「恐れずにいれば、私たちはひとつになれる！」

私たちはずいぶんと長いあいだ、現実を放棄して自分の頭で作り出した心象を見るという、荒技を続けてきました。

ぜひ、実際には心の中にしかないものに、あたかもそれが実在するかのようなリアルティーをもたせることが、どれだけ大変かを想像してみてください。

おそらく、私たちはこのことに膨大なエネルギーとパワーを費やしていると思います。

だとしたら、その逆、すなわち「心象を放棄して現実だけを見る」ことが難しいはずがありません。

私も2011年に緑の本の前身『ジョン・レノンのイマジンみたいに働く』を書き始めて以来、約12年にわたってこの取り組みを続けてきました。

結論を言えば、やはり「ひとつ意識」が現実で「バラバラ意識」がイリュージョンだと確信しています。

もちろん、いまでも一日中「ひとつ意識」に留まっていることなどできません。何かのきっかけで「バラバラ意識」に行っては修正して戻り、また行っては戻りを繰り返しています。

ただ、そのきっかけの正体は見破ったと自負しています。

私たちに現実を放棄させ、心象を見るように強いる要因はたったひとつしかありません。

それが、先の課題にも入っていた、