Day388　「どちらのコーチを選ぶかは、結果だけを見て決める！」

グッドバイブスとは意志と選択のメソッドだと私は捉えています。

よくない未来を想像し続けて、動けなくなるほど不安を抱えるのか、それとも自分を苦しめるだけの考えを手放すのか？

自分を攻撃するように見える人に同じ攻撃で応戦するのか、それとも相手の恐れや不安を和らげようとするのか？

自分のミスや失敗に罪悪感をもって弱くなるのか、それとも罪の意識を振り払い、強い自分として問題を修正するのか？

比較や競争の中で優劣を決めようとするのか、それともすべての人を等しく価値マックスと見るのか？

自分と他の人とこの世界に強い疑念をもって警戒し続けるのか、それとも無条件で信頼するのか？

人生のさまざまな場面で後者を選び続ければ、私たちはしあわせでいられます。

いったん前者を選んでしまっても「私はこちらを望まない！」と、選び直す意志を発揮すれば、いつでも平安な心を取り戻すことができます。

こうして文章にすると、いたって簡単でシンプルな話に思えるはずです。

ところが、実際にどちらを選択するかの分岐点に直面すると、なぜかうまくいかないことが多いのも事実です。

そこで今日は、できるだけ「しあわせなほうを選ぶ意志」を強化する課題にトライしましょう。

まず、あなたの中には、幼少のころから自分を導いてくれた「古株のコーチ」がいると考えてください。

性別はどちらでもかまいません。彼か彼女は、次のような信念をもってあなたを指導してきました。

・ この人は弱くて傷つきやすい。
・ この人は自分の意志で努力したり、行動を改めたりできない。不本意だが、罰の恐怖でコントロールするしかない。
・ つねに最悪の事態を想定し、危機感をもたせておく必要がある。
・ 他の人と世界を信頼させてはならない。なぜならば、どちらもこの人に不利益をもたらす敵になり得るから。
・ この人の人生は短く、残りの時間も少ない。無駄なことはいっさいやらせず、効率と損得を重視するよう厳しく見張っていなければならない。

そんなところに、ほぼこの真逆の発想で、そのままのあなたを完全に肯定し、もっと安心していいと説く「愛のコーチ」が現れたとします。

これまで、あなたは「古株のコーチ」しか知りませんでした。まったく異なる方針をもつ2人のコーチに同時に出会うのは、人生で初の体験です。

そんな前提で、次の問いに答えてみてください。