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Day272 「私は微かに怒っていないか?」

緑の本で書いて以来、私は一貫して「怒りを手放す」「怒るメリットを手放す」を提案し続けています。

でも、けっしていったん抱いてしまった怒りの感情を「抑えろ!」と言っているわけではありません。

そうではなく、怒りの根源は恐れや不安であり、それは例外なくイリュージョンから生まれるという事実を伝えたいのです。

そもそも、グッドバイブスとは関係なく、私たちは自分の感情を制御しながら暮らしています。

なぜならば、いっさいの歯止めなくブチ切れるには、次のような条件をクリアしなければならないからです。

・ 自分がキレても「仕方ないなぁ」と大目に見てくれるパートナーや恋人、親友などを相手にしている。
・ コミュニティーの中で一目置かれていて、一度くらいキレても仲間はずれにはされないと確信している。
・ 相手が論戦を挑んできても、知能と会話力で圧倒できると自負している。
・ 万が一、殴り合いのケンカになっても、ボコボコにされないくらいの腕力があると自負している。
・ 相手との関係を断ち切っても失うものはなく、むしろせいせいすると感じている。

どれも、かなりキツいハードルだと思います。

なかには、もっと単純に「もともと怒るのが好きではない」という理由で、子どものころからその選択肢を放棄してきた人もいるでしょう。

いずれにしても、実際には怒りを表に出すのは簡単ではありません。

こうして、自分の感情を心の奥に閉じ込めながら生きていると、いつしか自分が怒っていることに気づけなくなります。

これが、

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