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「本物体験」をする3つの意味

タイトルの写真は伊豆大島の夜明け。子どもたちの時間が止まりました。

1.「本物体験」が子どもたちの将来の選択肢を広げます。

将来の自分自身は、これまでの自分が積み上げた経験から形づくられます。親の姿を近くで見て親と同じ仕事に興味を持ったり、自分の得意なことを仕事にしたくなったり。子どもたちは、自分を取り巻く環境やこれまでに得た経験から、将来の仕事を選んでいきます。

この子どもたちの環境や経験に「本物体験」をぜひ加えて欲しい。「本物体験」は、子どもたちの経験に新たな色味を加え、子どもたちは、その豊かになった経験をもとに、将来の選択の幅を広げていきます。

2.「本物体験」が学びの原体験を作ります。

「五感を通じた学び」を「学びの原体験」と呼んでいます。子どもたちは多くの知識を、先生から、本から、インターネットから学びます。その知識が、本物を五感で感じる「本物体験(学びの原体験)」と結びついた時に、「腹に落ちる」と考えています。

例えば、本物プロジェクトでは、環境活動家による「環境問題」についての座学が行われます。授業を受けた時には「自然が大切」と頭で理解することができても、それが本当の意味で腹落ちしているかどうかは、人それぞれです。

「自然が大切」が腹落ちするには、そもそも自然を愛していなければならず、自然を愛するからこそ、「自然が大切」と思える。
この場合、「自然が大切」という考え方を腹落ちさせるには「自然の中で思い切り遊び、自然が大好きになる」という本物体験(原体験)が必要になります。

3.「本物体験」で子どもたちの目はキラキラ輝きます。

大人が見たいのは、単純に子どもたちがキラキラと輝く姿ではないでしょうか。「本物プロジェクト」は、「本物体験」を通じて、子どもたちをキラキラへと導きます。

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