見出し画像

変容|子どもは偉大なヒーラー。人と仲良くなりたいときどうしたらいいと思う?

実はいろいろ悩んでいて、ここ数日で体重が3キロ減りました。
ぜんぜんごはんが喉を通らないし、眠れない。

お仕事のこともそうですが、それをよくしていくために、今まで自分がフタをしてきた感情に向き合っているんです。
自分の中で「当たり前」になってしまっていたこと……


人と話すのこわいとか、嫌われるんじゃないかという不安。


幸い、独立してから今までお会いした人たちはみんなステキな方たちでした。楽しいと思うこと、嬉しいと思うことの連続。

ただ、じゃあ先に進もうとすると、なにかがすごくブレーキをかけようとしてくるんです。

それはなんなんだろう。

私は言葉を口に出すのがこわいのですね。
出てしまったらもう戻せない。
人を傷つけてしまうこともある。

本音で話すのはすごく怖いけど、嘘はつきたくないし……

だからずっと書く世界にいたのに。
でも、人と話したくなってしまった。
一人で書いているだけでは到達できないところがある。

頭を抱えて、うーんうーん、独り言を言っていたここ数日……




先日、子どもと一緒におふとんに入ると、息子(8)がこう言いました。

「ママ、なにか悩んでいるの?」


えっ!まぁ、あからさまにそういう感じだったのか。
私はこんなことを親に聞いたことはないから、ちょっとびっくり。

でもね、息子はいつも私が困って何かをきくと、いつも的確な言葉をくれるんですよ。だから、素直に聞いてみたんです。

「ママねぇ、いま仕事がちょっとうまくいかなくて。楽しめてない」

「そうなんだ。ママ、楽しいことをすればいいんだよ」


その通り過ぎますね……

「なんで楽しくないの?」

「人とおしゃべりするのが得意じゃないんだよねぇ」

「あー。僕もそれは得意じゃないな」

この返し、大人か…
もうちょっと聞いてみる……

「息子くんはさ、お友達いっぱいいるでしょ。どうやってつくったの?」

そうすると、息子はちょっと考えてこう言いました。

「……つくったんじゃなくて、気づいたんだよ。
友達がいっぱいいるって、気づいたの」


……!!!

え…ものごとの本質に到達しているじゃないの……

そして寝落ち寸前に

「自分の気持ちを言うことだと思うよ。そうしたら仲良くなれる」

といって、スーー-ッと寝てしまいました。

天使なのかな?

私ね、しばらく人を信じることやめていたんです。
もう、めんどくさくって……

信用した人に裏切られて、傷つけられて、大切なもの失って。

でも最近気づいたことがあります。
相手が褒めてくれる言葉とかも、素直に受け取れていなかったなって。

「気を遣ってくれているんだ」「裏があるんじゃないかな」
「きっと嘘だ」


でも、自分が人を褒めたり応援したいと思うとき、そんな感情は微塵もないわけです。この方に、もっともっと活躍してもらいたいな~!素敵さをみんなに知ってもらいたいな~!で行動できる。

もしかして、私の周りにもそういう人がいっぱいいるのかも?


そう思って周りを見回したら、世界がすごくすごく思っていたより優しくて、ちょっとびっくりしちゃって。同じ言葉が、まったく違う形で脳内に響いてきました。脳みそがとろけそうなほど、幸せと感動の波にのまれています。この世界って、こんなに優しかったっけ?


気づくって本当に大切なことです。
気づかなければ、ないのとおなじ。
目の前にあっても、存在しないことになってしまう。


これは、お部屋を片付けるのに似ています。
ガラクタにあふれて、なにがなにやら分からなくなってしまうと、目の前にあるものすら見逃してしまう。そして見つからないのが不安だから、いつか使いそうなものをすべて持とうとする。モノが増えすぎ、日当たりも風通しも悪くなり、暗くなっていく。

だから、自分にとって大切なものを選んで残し、必要なときにいつでも取り出せるよう、一番いい場所にしまっておくのです。そうすることで、暮らしが軽くなっていく。

人は見たいようにしか世界を見ないといいますね。
私、信用できない世界しか見ていなかったんです。
こんな嬉しい言葉をかけてくれている、こんな素敵なことを言ってくれている、noteのコメントも愛にあふれている……
大切な人たちの言葉を疑うほど、悲しいことってないですね。

気づいた、世界はもっと優しい。

もちろん大変なことはいろいろあります。障害児のフォローなんかぜんぜんないし。補助金も出ないし。そんなことばっかり考えていると、どんどん苦しくなっていきます。

現実は優しいことばかりではないですね。子どもの癇癪がひどすぎて、心を無にしてやり過ごすしかない日もあります。でも、子どもはかわいい。それが事実です。


つらいことはある、でも世界は優しい。
こんなに応援してくれているし、喜んでくれているし、たぶんだけど必要とされている。

あおむしがさなぎから蝶に変わるとき、さなぎの中では何が起こっていると思います?いったんドロドロにとけてからつくりなおすんですって。
今ですね、まさに脳みそがこのドロドロの状態。

それに気づいた、だからきっとここから世界は変わるね。

今日は少し食欲が戻ってきました。


いいなと思ったら応援しよう!

倉田エリ|出版コンシェルジュ
サポートありがとうございます。ご支援いただきました分は、オンラインコース運営としての成長、ビジネスに役立つ情報を集めるための一助として大切に使わせていただいております。