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2024年振り返り本/2025年の抱負
1月1日。私はこの日の静かな雰囲気が大好きです。
読書にぴったりですよね。
私は毎年、それなりに本を読みます。昔よりはだいぶ少なくなりましたが、電子ならスマホでサラッと読めるので、スキマ時間や移動時間が活用できるので助かっています。
今回は、メルマガで2回にわたって配信した、2024年のおすすめ本をnoteにまとめておきますね。これから何を読もうかな、と思っている方は、ぜひ参考にしてください!
▶2024年読んで良かった本
まずは、2024年とくにお気に入りの書籍。これは価値観を変えた……行動につながった……という書籍を3冊、ご紹介します。
『神の数学』
(MAHANANDA(ジェームス・スキナー)/フローラル出版)
エゴ。エゴとは何か。 自分。自分とは何か。私はわりとそういうことを日々ぐるぐる考えているほうですが、「エゴ」に対する明確な答えがここで見つかった気がしています。
エゴの章だけでも全人類に読んでいただきたいくらい。私たちがなぜエゴに縛られるのかそれがよくわかります。
変化するためには、新しい情報、新しい信念が必要となる。しかし、エゴは情熱をもって、そのすべてを拒否する。
エゴの正体がわかると人生の動かし方が変わるかも。
『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。』
(菅付 雅信/ダイヤモンド社)
【知的インプットの最強技法と意識改革をまとめた1冊】と紹介されていますが、まさにそう。私たちの体が食べたものでできているように、私たちの考え方やアイデアは、良いインプットをすることで培われる……
そのインプットについて書かれた1冊。ちょっと負荷をかけながらインプットをしていく方法と、実際に「どんなものに触れたらいいのか?」という具体例もたくさん書かれています。
「いいもの」ではなく「すごいもの」をインプットする。
この「いい」と「すごい」の差に敏感であること、そして「すごいもの」を的確に選び取ること、それがプロのクリエイターに求められる。
より高みを目指したい人におすすめ。ちなみに、この本を読んで私は毎日「短編小説1本とエッセイ1本」を読むようになりました。
『賢人の視点』
(パウロ・コエーリョ/サンマーク出版)
「アルケミスト」の著者であるパウロ・コエーリョのエッセイ本。もうね、これはね、本当に良かった。とにかく、読んでください。
パウロ・コエーリョは日本文化にも親しく、弓道や禅に取り組んでいたんですね。とくにいいのは、人生を「弓」にたとえる部分。
繰り返すことで、自分の内面と動きが一体化し直感が磨かれていく、という境地についてこれほどまでに深く納得したことはありませんでした。
どの話も短く、読みやすいのでそれこそ「インプット・ルーティン」の一環として取り入れて欲しいくらい。
ちなみにわたしは、『雲と砂漠と雨と楽園』が好きです。読むといつも泣いてしまいます。いつも、同じ場所で。
ああ、こういう言葉が書けるようになりたい。
▶2024年縁が深かった本
続いては、2024年に特に縁が深く、私の人生の転機になった書籍たちについて紹介していきます。2025年、何を読もうかな?と思ったら、ぜひここからセレクトしてくださいね!
『家族全員自分で動く チーム家事』
(三木智有/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
2024年で一番、ご縁のあった書籍といってもいいかも。起業家としても仲良くさせていただき、私のところで電子書籍も書いてくださった三木さんの商業出版2冊目。
「出版パーティやりましょうよ!」と声をかけて仲間たちとみんなでパーティを開催。司会も務めさせていただきました。思い出深い1冊です。
『小さな会社の売れる仕組み』
(久野高司/フォレスト出版)
起業当初、マーケティングの基礎を教わった先生。それが久野先生です。
とにかく、めちゃめちゃわかりやすい!マーケティングの全体像がわかります。起業家必携の1冊。
(あと、フォレスト出版さんにはお世話になり過ぎて足を向けて寝られません……)
『移動する人はうまくいく』
(長倉顕太/すばる舎)
2024年を代表する1冊といってもいいほど、本屋さんでめちゃめちゃ売れた書籍ですね。北海道でビジネス合宿をやった帰りに本屋に寄り、「今度出版パーティ行くから読んでおこう」と購入。まさに移動中に読んだ書籍でした。
その後、六本木の出版パーティに参加し、長倉さんともお話しさせていただきました。あの日は私にとっていろいろ転機になったので、一生忘れない書籍かも。
『タロット 封印された叡智 隠された「5重構造」を解き明かす』
(成泰/ヒカルランド)
今、私のコースで電子書籍を執筆されている成泰さんの書籍!
クリスマスイブの発売で、やっと手元に届いたのでわたしもお正月休みに楽しむ予定です^^
カバラやルネッサンス、好きな要素が満載……デザインと装丁がめちゃめちゃ素敵なので電子ではなく、紙で手に入れて欲しいです!
▶2025年の抱負
1月1日といえば、今年の抱負を考えたり、目標を立てたりする人も多いのではないでしょうか。私もそうです。今年は、去年スタートさせたことを、もっと高めていこうと思っています。
そのために、2025年は「すべてに幸運を見つけていく」を掲げてみます。
実を言うと、年明けの瞬間からちょっと調子を崩していたんですよ。なんだか内臓がモヤモヤするし、頭もぼーっとするし、咳も出る……
2025年の幕開け、なんだかちょっと、不穏じゃない??
気持ちが晴れないままキッチンに向かい、お湯をわかしてコーヒーでも淹れようとしたところ……近くにあったガラスピッチャーに手が当たってしまったんです。
それはゆっくりスローモーションで見えました……1リットル用のガラスピッチャーはまっすぐ床に落ちていき、1回バウンドして、その次床に触れた瞬間、粉々に砕け散りました。
それはそれはもう、見事な砕け方。ヒビとかではない、文字通り粉々です。
あ~~~ああ~~~。
でも、それを見たとき、なんだかとても嬉しくなりました。
「私の代わりに、不運を全部背負ってくれたわ!」
と感じたんです。
こういう場面、捉え方によっては「うわっ、やっぱり2025年は最悪だ!」となるかもしれません。でも、「ツイてないと思っていたけど、ピッチャーが身代わりになってくれた!」と思ったら、なんだかこれから良いことしか起こらないような気がしてきます。
同じ出来事でも、どう捉えるかで人生の満足度は変わっていくものです。ならば、できるだけ幸運な毎日を過ごしていきたい。それは自分でどう捉えるかを決めるだけでいいんですよね。
「うちの冷蔵庫狭いから、このピッチャーだと場所を取ってちょっと困っていたんだよね。買い替えるいい機会になったし、ついでに床も水拭きできたし、不運も一掃されて、めっちゃいい日になったわ」
そう思ったら、ガラスが割れようがなんだろうか、すごく幸せな気がしてきます。
私は失敗するのが怖い人間です。恥の感情も人一倍あります。なので、新しい挑戦をするときって、怖くて仕方がないのです。
でも「失敗するかもしれない」と思って立ち止まるより、行動してみて、そこから何かいいものを見つけていくと決めた方が、人生は間違いなく楽しくなります。
「すべてに幸運を見つけていく」
そう決めたら、私の2025年は幸運であることが約束されたようなものです。
しかも、とても簡単でしょ?
皆さんの信念の抱負も、ぜひ聞かせてください。
2025年も、どうぞよろしくお願いいたします。
▶kindle出版のやり方をまとめたマニュアルを書きました。電子書籍を一度書いてみたい、興味があるという方は、ぜひご覧ください。
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