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お片付け|収納用品の買い足しは「最後に」。ズボラさんこそ「ものを少なく」するのがオススメ

お部屋をキレイにするなら、今よりもっと居心地よく整えたいなら……

まずは、「手放す」ことが大切。

私も以前は、「こうしたい・ああしたい」が先行し過ぎて、ものを減らす前にどんどん買い足し、どんどん住みづらい部屋になっていました。

実際の画像つき↓ まだご覧になっていない方はどうぞ!

■まずは「減らす」ことが大切

収納用品や便利グッズを買い足す前に、今あるものを減らす。それが最も近道です。

エレベーターだって、満員電車だって、人が乗り込む前に「乗っている人がおりるのを待つ」のがマナーですよね。実際、乗っている方におりてもらってから入る方が動きに無駄がでませんし、空いている椅子も分かりやすくなります。

お部屋だって同じ!

『収納はもうパンパンだから、新しい収納用品を買わなきゃ』

そう思う前に、その「パンパンになっている収納」の中身を見てみてほしいのです。実は、もう使わないものがたくさん見つかるかもしれません。


「あったら使いそうだな」「なにかに使えそうだな」という心の声は、ちょっと置いておいて。

「今、使っている」「すごくお気に入り」というものに絞って、厳選してみましょう。

すると、パンパンだと思っていた収納に思った以上の余裕が生まれ、新たな収納を買い足す必要がなくなるかもしれません!

■美しい収納、維持できますか?

私はズボラであることを自覚しています。子どものころから片付けが好きとか、揃っていないと気持ち悪いって感覚はなかったですし……。

実は今でも、白いケースをずらりと並べた収納庫なんかを見ると、ちょっと居心地悪く感じてしまうくらい……。

スキマを美しく埋める収納術も、SNSを見ればたくさん見つかります。

ハイヒールを斜めに陳列したり、白いフタつきボックスで引き出しの中も真っ白に整えたり……もちろん、見た目はとても美しい。

でも、私はズボラさんたちに言いたい。

「それができないから、それをするのがめんどくさくなっちゃうから、今の状態になっちゃったのでは?」

だって、私はそうなんですもん!!


スキマまできっちり使ってミチッとしまったり、ぴったり畳まないとすべてしまいきれなかったりすると、いつか「めんどくさい……」が起きちゃいそう……

■ズボラさんこそものを少なく

だったら、「ポンと放り込むだけ」「バッと感覚的に戻せばOK」くらいのおおまかな片付けの方が、ゼッタイ継続するのがラクチン。

ズボラでも、整ったおうちを継続することはできます!でもそれには、やはり「管理するものの総量が少ない」ことが大切。

パレートの法則というものがあります。8:2の法則、本当に必要なものは、意外と「2」くらいしかないというのです。


パッと放り込みたいけれど、そこに服が30着くらい重なっていたら?下の方はどうなっているかもう分からないですよね。

でも、そこに6着しかなかったら?

これはいつ着たかとか、なんとなくまだ思い出せそうですよね。それに、じゃあ一気に洗濯しちゃおう!と思ったときも、6着なら気軽に動けそうな気がしませんか。

「めんどくさい」「つらい」「やる時間がない」

片付けにそうしたマイナスイメージがある方こそ、ものを減らして管理する総量を減らしたほうが、ラクに生活できるようになります。


まず一旦、ものを出してみて「本当に気に入って使っているのか」を考えてみる。そして、本当に必要なものを残していく。

それを繰り返して、残ったものを「ここにあったほうが使いやすいなぁ」と思ったとき、どんな収納をプラスするか、そこでようやく考える。

どんなサイズの収納が必要か、きちんと測ったり質感を整えたりすることで、買い物自体の失敗も減らせます!

■まずは「減らす」→「必要な収納を考える」

10冊ある本を本棚に戻しなさい!と言われたら、「ちょっと面倒」って思いますが、2冊くらいならすぐできそうです。

ものが少なければ、「なんかつらそう。やりたくない」というマイナス感情も働きにくくなるはず。たとえめんどくさいと思っても、少ない労力でできるのでちょっぴりやる気を出せばクリアできちゃうんです。

だからまず、収納を買い足す前に「ものを減らす」。

ズボラさんこそ、思い切って「2割」を目指してみてもいいと思います。

そのうえで、より動きが最小限になるよう収納を配置しなおし、必要であればそのときに買い足す。そうすると、意外と「私ってズボラじゃなかったのかも」って思うくらい、生活がしやすくなります!


家を整えたいけど、何をしたらいいか、どこから手をつけたらいいか……と思っているなら、『収納を買い足す前にものを減らす』ということを実践してみましょう。引き出し、メイクボックス、靴箱。まずはスモールステップからでもOK。大物に手を付けると空間が生まれ変わったようになりますよ!


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