お片付け|「執着」の手放し方。ものがあるから幸せなの?
ものの減らし方は分かっている、そしてお片付けもできないわけではない……
でも、「捨ててしまって、後悔したらどうしよう」「もう手に入らないかも」「いつか必要になってショックを受けるかも」
そう思う方は少なくありません。
そしてそれに対し、「大丈夫、ものって実は7割くらいなくなっても暮らしって変わんないんですよ」というお話をすることも、よくあります。
でも、大切なのはここから。
■「ものがあるから幸せ」なの?
「後悔」なんて、できればしたくないもの。心に負担がかかりますし、つらいですし……
でも、少し視点を変えて考えてみて欲しいのです。
「ものがあるから」安心するのでしょうか?
「ものがあるから」心配事がなくなるのでしょうか?
「ものがあるから」幸せなのでしょうか?
「これ(もの)があるから、なにかあったとき、きっと安心」と「もの主体」の考え方になっていないでしょうか。
あなたが思う「安心」って、いったいどんなものなのでしょうか。
「このジャケット、5年以上着ていない。でも、きちんとした場面できっと使うはず。20代の頃はよく使った。だから、なくなったら後悔するかもしれない」
ライフステージは5年で変化するといわれています。5年もたつと、自分の好みや流行のスタイル、見せたい印象、家族構成、仕事内容、いろいろ変わっているはずなのです。
でも、昔それがあって、救われた経験がある。だから、手放せない。
でも、今それを着てみて、どんな気持ちになるでしょうか。
「やっぱり素敵だわ!」と思うなら、次に使う予定を立ててみましょう!保護者会やお出かけに、ぜひ使ってあげてください!
そのとき、「いや、やっぱりデザインがちょっと古いから……次の保護者会はこっちのカーディガンで」と思うなら……もしかすると、もうそのジャケット自体は『あなたを輝かせる役目が終わった』ものなのかもしれません。
大切なのは、心の部分。
「もの主体」ではなく、「自分の心」を見つめてあげてくださいね。
■「どうしても手放せないもの」
それでも、どうしても手放せないものってあると思います。
あとは、迷って迷って、決断できないもの。もしくは、一旦いらないと思ったのに、「やっぱり」と元の場所に戻してしまうもの……
そこに隠れているのは、あなたの「不安の種」です。
心の奥深くに入り込み、見えなくなっています。それがいつのまにか、根やツタのようにしっかりと”もの”に絡みつき、「不安になりたくないから、これを持つ」という理由をつくってしまっているんです。
だからこそ、「手放せないもの」からツタや根を取り払うと…本当の理由が見えてきます。
もしそんな「頑固そうな不安の種」があったら……
私の場合は、文字に書き起こして、理由をさぐります。あとは、人に話してみるのもいいですね。どうしてそれが捨てられないのか、深く考えずいろいろ話してみるのをおすすめします。
すると、ポロっと口から答えが出てくることってあるんです!不思議ですが、心では核心の部分がしっかり分かっているんですよ。
■ヒントはセラピーからも
お片付けって、心の安定に欠かせないものだなって思います。
なので、私はセラピー要素もあると思っているんです。でも、どうしても進まない場合は、セラピーから始めてみるのもいいかもしれません。
前にもご紹介しましたが、地元の友人が勾玉セラピーのセラピストになったんです!今は講師資格もとっていて、やりたいことがどんどん現実化。次々未来を叶えていっている、本当にステキな親友です。
私は落ち込むと、彼女にセラピーを頼むんですよ。この「もの主体」のお話は、『集合意識覚醒プログラム〜MAGATAMA〜』から感じたもの。
こちらに、最初に体験したときのことを書いています↓↓
今回、またいろいろ相談して、かなり道が分かってきました。彼女はフラットに話を聞いてくれるので、相談しやすいと思いますよ!勾玉セラピーに興味がある方がいらしたら、紹介しますので言ってくださいね。オンラインでも体験可能です!
あとは、私が最近はじめた「こころパレット®」も、深層心理に働きかけるので「本当の気持ち」に気づけるようになります。お片付けはもちろん、仕事や恋愛、子どもとのコミュニケーションにも役立ちますよ。
よかったらどうぞお声おかけくださいね~^^