お片付け|年末大掃除を兼ねて!キッチンすっきりのコツをご紹介
12月ももう後半に入ったものの、今年はなんだか、あんまり年末に向けてのイメージがわいてきません。皆さんはいかがですか?
でも、やっぱり年末になるとはじめたいのが大掃除。ちょこちょこと取り掛かっていましたが、今回はキッチンのお片付け&お掃除のコツをそれぞれ4つずつご紹介したいと思います!
■キッチンすっきり!お片付けのコツ4つ
キッチンのお片付けを始めるときは、すべて同時にスタートするのではなく、「冷蔵庫」「食器棚」「パントリー」など場所を決めてから始めましょう。場所を区切ることで、中途半端になるのを防ぎます。
1.【減らす】キッチン用品を「適正量」におさめよう
まずは、中身を全部出してみましょう。冷蔵庫を片付けるときも、保冷バッグなどを使って中身を出してみてください。すべて同時にやると冷凍品が溶けてしまうおそれがあるので、「冷蔵室→冷凍室→野菜室…」など順番にやるようにするといいですよ。
もう使っていない食器、賞味期限の切れた調味料、買ったもののまったく使いこなせていない調理器具……そんなものはないでしょうか?
賞味期限の切れたものなど、ダメになったものはさっさと処分しましょう!そして1年ほど使っていないものは、「今使うか」を考えてみて、思い当たる節がなかったら手放していきます。「いつか使うかも」ではなく、「今」をベースにジャッジするのがポイントです。ものを適正量におさめることで収納の無駄も減らせ、管理も楽になりますよ。
2.【計画】導線を考えて仮置きしてみよう
ものが適正量に落ち着いたら、とりあえず「仮置き」をしていきます。そのとき、導線を考えながらものの置き場所を考えましょう。コンロで使うフライパンならコンロ下の収納、水回りで使うザルはシンクのそばなど、「一歩も動かずサッと取り出せる」ところに置くのが理想です。
そして、
【よく手にするものは手前・たまにしか使わないものは奥】
【よく手にするものは手元や目線の位置・重たいものは下】
このルールを守りながらしまうだけでも、かなり使いやすいキッチンになるはずですよ!
3.【収納】収納アイテムで使いやすくしよう
一旦仮置きをしたら、より使いやすくするために必要に応じて収納アイテムをプラスしていきます。
たとえば、
・立てて収納するための小分けボックス
・上のものを取り出しやすくする取っ手付きボックス
などです。
これは100均などで手に入るものでもいいですし、牛乳パックを再利用するなど、お金をかけずにやることもできます。意識したいポイントは、「それを使うことでものが取り出しやすくなるか」ということです。
4.【継続】適時使いやすさを見直していこう
そして最後は「継続」。
一旦収納したものが、そこで使いやすいかどうか。「これはここだとちょっと遠い」「これはよく使うからこっちがいい」ということを適時見直し、柔軟に入れ替えていきましょう。
一般的にこう言われているから、ではなく「あなたが使いやすいか」が最も重要なポイントです。それを取ったりしまったりするときにちょっとでもストレスを感じるなら、思い切って変えていきましょう。
取り出しやすく、しまいやすい。そんなキッチンになれば、毎日のお片付けの負担はぐっと軽くなります!
■キッチンさわやか!おそうじのコツ4つ
それでは同時に、キッチンのお掃除についても簡単にご紹介していきます!
1.【時短】片付けながら掃除もすすめよう
キッチンを掃除しよう……と思っても、どこから手をつけていいか分からなくなってしまうことも。先ほどご紹介した「お片付け」と並行して行うことで、時間も短縮でき、普段目にしないところや奥の方まですっきり掃除することができます。
お片付けとお掃除、同時に進めることを考慮して「時間と場所」を区切りながらやっていきましょう!
2.【洗剤】汚れによって洗剤を使い分けよう
油汚れや水アカ、排水口……キッチンにはさまざまなタイプの汚れがあるため、掃除がめんどくさくなりがちです。
効率的に汚れを落としていくなら、汚れによって洗剤を使い分けることが大切。例えば、「油汚れ(酸性汚れ)」には「アルカリ性洗剤」、「水アカ(アルカリ性汚れ)」には「酸性洗剤」を使います。
市販の洗剤もたくさん出回っていますが、今回はナチュラルな「重曹」「クエン酸」の例を提示しておきますね。
■油汚れなどの「酸性汚れ」には
【重曹】
重曹小さじ2杯に水200mlを混ぜ、スプレーボトルにいれた「重曹スプレー」を用意します。吹きかけたのち、しばらく置いてからこすり洗いしましょう。汚れがひどいときは、キッチンペーパーなどでパックをしておくと汚れが落ちやすくなります。
油汚れや焦げがガチガチに固まっているときは、ヘラやスクレイパーなどを使ってそぎ落としておくのがおすすめ。我が家は無印で購入したシンプルなものがありますが、小さくてもかなり汚れが落とせますよ。
※重曹スプレーは中性に近い弱アルカリ性で、効果もおだやか。頑固な油汚れには、よりアルカリ性の強い「セスキ炭酸ソーダ」もおすすめです。ただし肌への刺激があるので手袋などを使用しましょう。
■水アカなどの「アルカリ性汚れ」には
【クエン酸】
クエン酸小さじ1に水200mlを混ぜた「クエン酸水」を用意します。スプレーボトルなどに入れて汚れに吹きかけ、30分ほど置きましょう。最後にスポンジでこすり落としてよく流せばOKです。
※クエン酸などを使って掃除しているとき、「塩素系漂白剤(ハイターなど)」を同時に使うのは有毒ガスが発生するので危険です!しっかりクエン酸を洗い流して時間をおくか、日を改めるなどしましょう。
3.【磨く】光るものは光らせよう
水アカなどを取り除き、シンクや蛇口など「光るものを光らせる」ことを意識すると、ぐっと仕上がりがキレイになります!
蛇口(カラン)を光らせると、料理するときも気分が上がりますよね。カランを光らせるなら、マイクロファイバークロスやいらなくなったストッキングにクリームクレンザーをつけてこするのがおすすめですよ。
4.【継続】汚れをためないようにしよう
キッチンは毎日少しずつ汚れがたまる場所です。汚れをためると落とすのにも手間がかかるので、毎日ちょこっと拭きあげたり油を取り除いたりするだけで、ぐっと汚れは落ちやすくなります。
お掃除用のグッズをまとめておいたり、手の届くところに除菌シートを常備しておいたり、手間なくお掃除ができるシステムもこの機会に取り入れちゃいましょう。そうすれば、来年の大掃除はもっと楽になるかもしれませんよ!
■キッチンすっきりで気持ちよく♪おうち時間を充実させて
コロナ禍によって、年末年始もおうちでゆっくり……という方も多いようですね。家事の要ともいえるキッチンがすっきりすると、それだけで達成感もありますし気持ちがぐんとアップするはず。
おうち時間の充実に、まずキッチンの大掃除から取り掛かってみてはいかがでしょうか♪
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