小さな暮らし、あらゆる制限からの解放!
ここ10年ほど、小さな暮らしを続けてきて、満足していました。
物やお金、欲望など、自分はコントロールできていると、思いこんでいました。一方で、どんどん物を買い、ローンを抱える人達を、心のどこかで批判していたのかもしれません。お金に縛られているなと。
けれど、気づいてしまったのです。お金に縛られていたのは、自分も同じではないかと。小さな暮らしは、お金がかかりません。だから、お金から自由になれると思っていました。けれど、そういう考え方こそ、お金の概念に縛られていないかと。いつもお金はかからないように、という気持ちで暮らしをつくっていたのではないかと。
小さな暮らしは気軽で、心地よく、楽しいので、このnoteで「小さな暮らしっていいよ」って伝えてきました。けれど、本当にそうなんだろうか。欲望にフタをしてしまっていないだろうか。大きな視点をもって、夢を描けているだろうか。小さな暮らしの根底にあるのがコスパだとすれば、それこそお金に縛られてはいないだろうか。
考えすぎかもしれませんが、小さな暮らしで私が本当に手に入れたかったのは、「自由」でした。家や物のお世話、お金の支払いなどから、解放され、本当の自由を感じられる豊かな暮らし。けれど、そのベースに、いつもお金という軸があったことは否定できません。
コスパのいい暮らしよりも、コスパが悪くても自由を感じられる暮らし。もしかすると、これからはそういう暮らしにシフトする人が増えてくるんじゃないかなと思います。都会の快適な暮らしよりも、ちょっと不自由な自然の中の暮らしとか、好きをつめこんだだだっ広い家とか、どんどん引越を繰り返す人とか。心のままに暮らす人が増えてくるのではないかと。
何かに制限をかけらず、心のままに、今、自分が求めるままに過ごす。「そんなことを言ったって、お金がないじゃないか」と言われるかもしれませんが、まずはあらゆる制限を外して考えてみる。そうすると、お金ではない、解決策や別の方法がみつかるかもしれない。現実世界では制限があるようにみえるけど、制限をかけているのは自分自身なのかも。大切なのは、自分が今、何を感じ、何を求めているのか。自分を知ることだと感じています。
もし、何の制限もなければ、あなたは何を望みますか。
昨日、ふと思ったのは、「人生は自分を知る旅」ではないかと。
ポジティブなときだけでなく、ネガティブなときも、ありのままを受けとめて、どうしてそう思うのか、もっと自分に寄りそっていきたいと思っています。
すみません。とりとめのない気持ちを書いてしまいました。
小さな暮らしというよりも、ミニマム、シンプルといった方が今の自分にはしっくりくるのかもしれません。