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くらしずく出店者紹介【小高善和靴工房】

○出品される作品を作り始めたきっかけは何ですか?
20歳の時、ビビビッときて(笑)

もう少し詳しく話をすると、高校を卒業して大学に入学したものの、
将来を考えた時に何をやったらいいのか、自分自身何が本当に好きなのか、ということがはっきりしていなくて、毎日モヤモヤしていた時に、たまたま手にした靴の業界誌を読んで、靴をつくってみたい人達に靴のつくりかたを手ほどき(ワークショップ)をしながら、注文靴を一足全て自分の手でつくるという、「雇わない、雇われない」という生き方に共感し靴をつくりはじめました。

紆余曲折を経てなんとか独立し、はじめはベビーシューズ以外はカッコイイかっちりした靴をつくることにどことなく執着していましたが、普段生活している車中心の暮らしの中で、脱ぎ履きが楽で柔らかく足を包むようなクツも良いと思うようになったことでバブーシュやクレープソールのシンプルな紐靴をつくるようになりました。

○作品に対して大切にしている想いを教えて下さい。
履く人の足に合っていること
甲の革とソールの組み合わせのバランス
修理ができること

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○作品を使われる方に、どんな気持ちになって欲しいですか?
歩くのが楽しくなっていただけたら嬉しいです。
ソール交換や中敷の調整など、メンテナンスをしながら長く履いて自分だけの一足に育つ喜びを感じていただけたらと思います。
また、履いている時にたまにで良いので、つくった人を思い出してくれたら幸せです。

○くらしずくマーケット2019のテーマは【みがく】です。ご自身の【作品】×【みがく】というテーマで自由にお書きください。
靴磨きという仕事があるくらい、【靴】にとって【みがく】というテーマはぴったりです。
なるべくマメに、が理想ですが、気がついた時にでもブラッシングをして埃を落とし、革が乾燥したり傷が目立つようならクリームを使い磨くことで
ピカピカの新品のような状態に戻すことができます。
同時に革のコンディションやソールの減りを確認することができ、結果として「長く使う」ことにもつながります。
【みがく】ということは靴にとっては健康診断のような感じです。
履き込んで手入れのされた靴は唯一無二の相棒になってくれると思います。
これから手にする新しい靴も今お持ちの靴も一度ブラッシングしてみてくださいね。

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その他の作品は、下記のホームページからご確認いただけます。
【 公式HP】
http://odakayoshikazu.p2.weblife.me/


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くらしずく 2019

日時:2019年10月13日(日)、14日(月・休)
時間:10:00~16:00
場所:千葉県山武市九十九里町藤下797[Sghr菅原工芸硝子工房敷地内]


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