日本の防災を考える
いきなり、話題は飛びますが、単に電子工作が好き、エナジーハーベスティングに興味がある・・。と話をしてきましたが、それを使ってできることはなにか、ずっと考えてきました。
私は、防災に役立てるのではないかと考えています。
日本において最も被害が多い自然災害は地震です。記憶に新しい東日本大震災では、津波も伴い多くの人命と財産が失われました。
また、日本では台風や豪雨による災害も多いです。
地震・台風・水害、そして、それらによって引き起こされる一つの災害が「土砂崩れ・土砂災害」です。
土砂災害の被害額(関連する経済損失も含む)は、1990年代に比べて2000年以降は増加傾向にあります。(年間30億円~600億円)原因は、都市部の人口集中に対して土地改良や防災対策が追いついていないことが一因のようです。
土砂災害による被害を最小限に食い止める。その一つの方法として有力なのが、「土砂災害が起こりうる場所の予兆監視」だと考えています。
土砂災害が起きうる「土砂災害特別警戒区域」の総面積は約2600平方キロメートルに及びます。
これらを例えば10mメッシュで監視した場合、観測点がいくつになるか試算すると、2600万ポイントです。
途方もない数ですが、数えられる数です。ただ、電源・通信の問題が出てくるのは目に見えています。
これから、これらに設置するセンサーをデザインしてみようと思います。
つづく・・・
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