家財の片付けをお考えのみなさまへ!
こんにちは。ゆっくりシニア生活アドバイザーの花です。
今回は、自宅の片付けについてお話したいと思います。私の住んでいるマンションも築30年を迎えます。そこでお風呂と洗面所のリフォームを今秋にすることにしました。
そんなときに近隣市の公民館で『家財の片付けをお考えのみなさまへ』とのポスターを発見しました。内容は、市内在住の市民のために「片付け支援サービスをしている事業者」の選定のお手伝いをするというものでした。家財の片付けとは「必要な物の仕分けや処分」「供養品の処分」「清掃、殺菌、消臭作業」などが挙げられていました。近隣市が市民向けに自宅の片付けを専門にしている事業者を選ぶ時のお手伝いをするというものでした。
早々に近隣市担当部署に電話をかけると、「申し訳ありませんが、他市の方ですね。HPを見てご自身で判断していただくか、居住市の担当課にお尋ねいただく事をお願いします」と回答がありました。早々にHPを見ると4社ほど掲載されていました。可能な業務・取得認可の欄に「遺品整理」「生前整理」「空き家整理」「ゴミ屋敷清掃」「特殊清掃」「虫害駆除」「デジタル遺品整理」「不用品買取り」「仏壇仏具処理」「整理収納アドバイス」「古物商許可」「産業廃棄物収集運搬許可」等が挙げられていました。
「遺品整理」とは、ご本人が亡くなった後に家族・親族が残された物品を整理・処分することです。都市部では家族制度が崩れ、ひとり暮らしの高齢者が増加しています。弔いの後に、膨大な遺品の山を片づける「遺品整理」が家族・親族の最後の仕事になります。「生前整理」とは、本人が元気なうちに身辺をある程度片づけをすることです。「生前整理」は大きな意味での整理・片付けです。物品の整理・処分だけなく、金融機関・クレジットカードなどの整理を本人がしっかりしているうちにしておく等、広い範囲を含んでいます。
最近テレビやマスコミで「遺品整理」「生前整理」「ゴミ屋敷清掃」などのタイトルで取り上げられています。特に「遺品整理」は、一人暮らしの高齢の親が亡くなった際に、自宅一軒を整理・処分・掃除をしてくれるとテレビで放映されていました。友人も一人暮らしの叔母が亡くなった際に、事業者に整理を依頼したことがあるとの事。その叔母さんは公営住宅に住んでいたので、管理事務所で案内された事業者に依頼したとの事です。
私はリストの中で、近市で活動をしいるS社に電話をかけてみました。特に母親から引き継いだ人形の処分について確認してみますと「大丈夫です。当社はしっかりと仏事・神事の作法を実施しております。まずはお見積りをさせていただき、その後、依頼されたいと思われましたら、契約書面を交わします。作業当日に在宅していただけるとよいです。おひとりでの片付けが大変な時は、連携している事業者を派遣します」との丁寧な回答がありました。見積りが必要との事、HPに料金の概要は掲載されていましたが、料金は高額になりそうです。まだ依頼していませんが、生前整理の選択肢の一つと思いました。
併せて「片付け代行サービス」という項目でインターネット検索してみました。全国的に展開している有名な家事代行会社が挙がっていました。「片付け代行サービス」とは部屋の片づけを代行してくれるサービスで、基本的には依頼者本人とスタッフが一緒に片付けを行い、依頼者は収納方法を学べます。料金システムもHPに公表していますが、事業者によってさまざまです。しっかり契約前に確認しておく必要があります。
自分自身で片付けをして自治体の大型ゴミの処理を利用する。インターネットのオークションサイトに出品する。ほかにもいろいろな選択肢があると思います。高齢の一人暮らしが増加する現在には「片付け支援サービス」は必要な仕事になっていると感じながら、自分はどのような方法を取るか考え中です。もし「片付け支援サービス事業者」を利用したら、また報告させていただきます。
■参考サイト
スマイルネット https://www.smilenet.kobe-rma.or.jp/support/partner/