【season2】 1学期の 「 学び 」
こんにちは、暮らしの大学 事務室です。
新学期3日目の今日は「 1学期の学び 」を進める上で大切なポイントとなる①1学期のテーマ、②オンライン教室についてをお話をします。
1学期のテーマ
暮らしの大学ではシーズン2より、各学期にテーマを設けて学びを進めます。では、発表します。
今学期のテーマは「 過去 」です。
なんの変哲もない単語で拍子抜けさせてしまいそうですが、みなさんは「 過去 」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
ここから、このテーマを掲げた背景をご紹介します。
暮らしの大学発祥の地、九州大学箱崎キャンパス跡地。
これから「まち」として生まれ変わるこの土地は、現在その大半が更地化されています。しかし、「大学のキャンパスだった」歴史と文化があることは事実です。では、この「過去」の遺産をもって「未来」をつくろうとすることに、どんな利点が考えられるでしょうか?
同じことは、私たちが日々生きている時間にも、言えると思います。
私たちは「過去」をどう捉えることができ、そしてそれを活かすためにどんなプロセスが必要なのか。「未来」を考えるとき「過去」はどのような役割を果たすのか。
ここで考えたいこと。そもそも「未来」とはなんでしょうか?
「現在」は、ある時点「現在」だった「過去」からみた「未来」であり、その間のずれを正しく認識することによって、次の未来の方向性を考え、つくることができる。
そう捉えた時、「過去の蓄積を理解するところから始めて、まちへ展開する」ということは、変化がめまぐるしい今こそ考えたいトピックだと思い、テーマを設定しました。
このように、今学期では「未来」を考える礎としての「過去」をあらゆる視点から紐解くことから「暮らしの未来」を展望し、共に考えていきましょう。
このようなテーマをもとに教室を開き、そこで共に考え、未来を見つめていきましょう。
そして、今学期の教室は「フルオンライン」にて開催します。
「 オンライン教室 」 たくさん実験宣言!
突然ですが、今学期は「 オンライン教室をたくさん実験宣言!」をさせていただきます。これは、今学期最大のミッションかもしれません。
と言いますのも、シーズン2から導入した「 オンライン 」での教室開講は、私たちにとっても初めての経験です。
「どのような方法で、どのような運営をすると、より楽しく、より良い学びを生み出せるのか?」あらゆるツールを試していくことも含め、みなさんと共に実験しながら「暮らしの大学オンライン教室」の個性を構築したいと考えています。また、そのような共創のプロセスをたのしむことからも、学びが生まれていくことを思い描いています。
実験であり実践型の学びを、ぜひ共にたのしんでいきましょう。
※1学期は新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、オンラインのみでの開講となります。事が落ち着いた折には、大学跡地のキャンパスに集合!です。
では、テーマを元に、どんな「 教室 」で学ぶのか?オンラインで何をするのか?
そのお話は次回に続きます。おたのしみに!
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