そんなことはないです
倉科おばさんは面白い人に認定されました。
いや、面白い人ではないです。
そんなことはないです。
この人がお店でイベントやるんだよ、と教えていただいて、会いに行った方に面白人だと認定されました。
お店はTSUBASA COFFEEです。
会いに行ったのはMAAHA CHOCOLATEの田口愛さんです。
イベント前にこの方に会ってみたい、バレンタインの時期だから会えそう、と思って会いに行きました。
間違えたけれど、田口さんに会えた倉科おばさん。
次は指と指との戦いに勝つ!と誓い、無事にイベントに申し込み出来ました。
そしてまた TSUBASA COFFEEに行きました。
イベントに行って、田口さんにTSUBASAによく行ってます。
お店の方にイベントがあるって教えてもらいましたって、言ったんです。
それで、田口さんは面白い人が来た!って店主さんに連絡したそうです。
すぐに私とわかったそうです。
面白い?
なぜだか、天然でないですか?と誤解する人はいます。
違います。
天然ではないです。
養殖でもないです。
私が本の一部に書いた、誤解されるような、そーゆー言動、行動は、お店ではしていないのでそーゆーふぅには思われてないと思います。
本はこれです。
図書館で借りて読んでいただけると、とてもうれしいです。
過去記事に本の内容を引用してます。
これ読んで面白い人だと思いますか?
田口さんにお会いした時に、名刺を渡したんです。
トランプ名刺と三つ折りの名刺。
それが面白かったのでしょう。
たぶん。
そーいったもの渡す人は珍しいと思います。
だから、それで面白かったのです。
きっとそうです。
田口さんは一カ月前にお店に来て、ケーキがおいしくて商品開発を頼もう!と思ったそうです。
このお店ならワークショップもできると思って、イベントの開催が決まったそうです。
元ミシュラン二つ星シェフのりゅうじさんが作る、カカオを使った料理をいただきました。
ハンバーグの中にカカオ練りこんで、カカオとカツオのソースにドライトマトを添えたもの。
チョコレートとあんバターサンド。
チョコバスクチーズケーキにバナナを練りこみ、自家製のセミドライオレンジを入れたもの。
が、どれを食べてもおいしかったです。
今日だけの特別メニュー、食べれてよかったです。
倉科おばさんは今回も自分でも読めないような汚い字で、イベントをメモしてきました。
解読できた一部を書きます。
田口さんのおっしゃったことと、ちょっとちがってるかもしれませんが、こんな感じのことを話されてたんだーって、読んでいただきたいです。
田口さんがプロジェクターでカカオ栽培を見せてくださいました。
カカオはフルーツで、ラグビーボールくらいの大きさがあって、ジャングルの中に自生しているそうです。
落ちてきた実が頭に当たるとメチャクチャ痛いくらい固いそうです。
カカオを割ると、あけびみたいな40粒くらいのフルーツが入っています。
ライチみたいな味で、膜がついているそうです。
フルーツの中身を発酵させます。
葉っぱを覆いかぶせて一週間ほどおくそうです。
ただの豆が発酵させると、香ばしい香りがするようになります。
糖分が発酵して香るそうです。
この作業がチョコレートの味を決めるそうです。
いま、カカオの収穫期で、乾燥させているそうです。
カカオの生産者さんは、チョコレートの味を知らない人たちが多いそうです。
ガーナの首都ではチョコレートが売っているけれど、ヨーロッパから逆輸入されているものは、9回分の食事を我慢しないと買うことができない金額だそうです。
田口さんはガーナのカカオ農家の人たちにチョコレートを食べてほしくて、でも、作り方がわからなくて、YouTubeで作り方を調べてチョコレートを作ったそうです。
チョコレートは、カカオをローストして殻をむいて中身を出します。
中身はそのまま食べることができます。
カカオ豆の中に、油分が50%含まれていて、石臼ですりつぶすと、油分がでてドロドロになるそうです。
ローストしたカカオを一粒いただきました。
すっぱくて、お酒のような香りがしました。
カカオ100%ですが、意外と苦くないです。
フルーティーな感じです。
お話をきいたあと、質疑応答がありました。
MAAHAのカカオテリーヌをいただきながら、みなさんの質問を聞きました。
おおっ、テリーヌのきれいな断面。
スパっと切ってます。
私、断面萌えなんです。
テリーヌおいしい~。
テリーヌのあとに、チョコフォンデュを用意していただけました。
MAAHAのチョコレートでフォンデュです。
そりゃー、とってもおいしいです。
おいしい、おいしいと食べながら、質問に丁寧に真摯に答える田口さんのお話を聞きました。
やりたいことを訊かれて、サトウキビ作りしたいと言っていました。
ガーナにはいいサトウキビがないそうです。
チョコレートに使うためにいいサトウキビを作りたいそうなので、だれか沖縄県の方とか、サトウキビの作り方を教えてもいいよ、って方がいらっしゃったら、田口さんにご連絡をお願いいたします。
チョコレートを作るためのカカオはあるのですが、砂糖がいいものがないそうです。
ガーナにもサトウキビは生えているそうです。
でもあまりおいしくないそうなので、日本のように美味しく育てる方法を知りたいそうです。
よろしくお願いいたします。
カカオ農家さんはチョコレートを、フェアトレードとか、助けなきゃ、とか、同情で寄付的に買ってほしくないそうです。
おいしくて買ってほしい。
ガーナのカカオ農家の貧困を、社会課題として知ってほしいわけではないので、難しいそうです。
気楽にチョコレートを食べて、カカオって国によって違うんだ、とか、楽しく深堀りしてほしい、田口さんはそう言ってました。
最後に田口さんから、チョコレートをいただきました。
タブレットをみんなに渡してくださいました。
おいしい手の込んだお料理にテリーヌ、タブレット、チョコフォンデュ、イベントの料金安すぎないですか?ってくらい大盤振る舞いでした。
なにもかもがおいしかったです。
おばさんは例のごとく、当日ぐあいがわるくて、会社にもいけそうにない、だからイベントにもいけない、と落ち込んでいました。
会社に行かずに、イベントだけ行くのはよくないと思うので、もうイベントに行けないんだ!と思ってました。
でも、午後会社に行けるくらい回復して、仕事できたので、イベントいける!チョコレート食べれる!と喜びました。
イベントに行けたので、そのときのこと一部書きました。
こんな感じのことがあったよ、ということです。
仕事が忙しくて、帰ってから書けなくて遅くなりましたが、2月13日にこのようなイベントがあったのです。
参加できた私は幸せでした。
ありがとうございました。