これでいい、これがいい
できたてはとてもみずみずしい。
それは格別です。
トランプ名刺の旅に出て、帰りに違うお店に向かいました。
渋谷に行って、奥を目指します。
東急百貨店の跡地までいって、さらにまっすぐ歩きました。
歩いていたら、奥渋の旗がはためいています。
ここが渋谷の奥。
まっすぐ歩いていたら、坂の上にお店がありました。
開店前なので待ちます。
かんたんなゆめに到着しました。
和菓子が食べられるカフェです。
お店は12時からです。
このお店で和菓子つくりのワークショップがあって、申し込みしていたのでその前に行ってみたかったのです。
お店開店の時点で、お客さんは私1人でした。
14時くらいから混むそうです。
行くなら12時から14時までが、すいているのかもしれません。
最初に会計です。
和菓子を3品と飲み物はアイスの抹茶にしました。
和菓子をこの中から選びます。
和菓子の見立ての世界。
かわいい。
きれい。
全部食べたい。
選んだ和菓子が来るのを2階で待ちました。
久しぶりに和菓子を食べるので、『和菓子のアン』を読み返したくなりました。
デパ地下の和菓子屋さんの話なのです。
漫画もあります。
作者の坂木司先生がエッセイで書いていらしたのですが、和菓子ってできたてが美味しいのです。
できたての和菓子はみずみずしいです。
水分をふくんだ生地が口の中で崩壊します。
いただいた和菓子はみずみずしかったです。
ワークショップが楽しみになりました。
しかし、お店をはしごした倉科おばさんは、体力の限界で家に帰って倒れました。
次の日も午後まで寝てて、夢の中でも寝てました。
たくさん寝て恢復したのでお店に向かいます。
ワークショップは19時からで、3品作ります。
今回は手毬、桃、紫陽花です。
手袋をして手が乾燥しないように、こまめに拭きながら作業します。
和菓子作りは今まで何回か教わってきたけれど、ここまで丁寧に指の使い方、角度、などを教えてもらえたのは初めてでした。
店主さんがやり方を最初に見せてくれて真似をする。
それは一緒だけど、もっと細かく指の使い方、手の動かし方を教えてもらえました。
なんとなく自己流でやっていたけど、基礎がわかったきがします。
師匠ができました。
店主さんに今後も師事したいです。
教え方って大事なんだなあ、って改めて思いました。
以前ラテアートを習ったのですが、その時も教え方が上手い方で分かりやすくて、初心者なのにハートらしきラテアートを描けました。
手鞠、桃、紫陽花の三種類の和菓子ができました。
ちょっと不格好だけど、これが、私が作った和菓子。
理想通りのきれいなできあがりではなかったけれど、これでいいし、これがいい。
中のレモンチーズ餡が、チーズケーキみたいです。
ひとつ抹茶といただいて、ふたつ持ち帰りました。
和菓子作りが楽しかったです。
毎月ワークショップがあるのでまた参加しようと思います。
楽しい時間をありがとうございました。